なんばグランド花月 2024年6月3日 | 続アメマのおとしもの

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鉄道・吉本・宝塚のことなど・・・。

特に見る予定はなかったんですが、ここ最近はセカンドシアターの公演も少ないし、小林ゆうちゃんをあまり観れてないので夜勤明けですが観劇することにしました。

一日支配人でジョイマンがいましたが、全く興味ないのでスルー。

 

6月3日14時30分開演、1階L列で観劇。

1階席はほぼ埋まってましたが、2階は空席が多かったです。客層的には老若男女でしたが、男性客が多かったように思いました。

※新喜劇ネタバレ注意。

漫才・落語もなんだかパッとしない番組ですねぇ・・・。

 

●ジョイマン

韻を踏むダジャレネタで、なにが面白いのかさっぱり分かりません。こんな程度の芸でNGKの舞台に出ないでほしい。

 

●5GAP

お馴染みハイジャックコント。最初観客は「誰?」って感じなんですが、徐々に笑いが増えて行きますね。ここが5分ってのが短すぎます。ジョイマンが5分でいいです。

 

●あべこうじ

ここも「誰?」っていう雰囲気なんですが、漫談という芸が少ない今では貴重。それにネタは結構面白いしね。

 

●ミキ

ようやく観客が沸く漫才が登場。ネタも「晩御飯みたいな朝御飯たべて、朝御飯みたいな晩御飯」というのをいろんなバリエーションで笑いを取ります。弟の淡々とした感じと、兄ちゃんのちょっと狂気じみたツッコミに笑います。ミキなら15分高座もできると思います。

 

●テンダラー

ティーアップのスケらしいのですが、逆ちゃうの?(笑)  ネタはお馴染みの子供の躾から、ホテルのフロントのやり取り。確実に笑いを取ります。

 

●月亭八方

うーん、15分は長いなぁ・・・。後半の孫ネタなんて何度聞いたことか。オッサンやオバハンしか笑ってなかったもんなぁ。

 

●ザ・ぼんち

おしどり夫婦ネタなんですが、おさむちゃんの暴走がひどすぎて、笑える漫才ではありませんでした。ちゃんとやれば面白いのに、なんであんな感じになるんかなぁ・・・。10分でさえ長く思いました。

 

●メッセンジャー

鉄板の大阪のオバハンネタで、畳みかけるような喋りは圧巻。15分できる実力はありますが、10分なんですね。

 

漫才や落語の大御所が笑えなくなってるのがキツイ。もうトリは取れないのは仕方ないですわな。

 

新喜劇の前説は大黒笑けいけい小林ゆうちゃん。

前説でゆうちゃんを観れたのはラッキー♪

 

◆吉本新喜劇「桃太郎は犬とサルとキジとスパッツ男をつれて鬼退治にいきました」 

作・演出/谷崎聡

【出演】

アキ助・・・アキ、うどん屋の大将・・・清水けんじ、その祖父(鬼)・・・Mr.オクレ、小学生(桃太郎)・・・けんたくん、けんたの祖父・・・多和田上人、けんたの祖母・・・未知やすえ、うどん屋の客・・・大黒笑けいけい、大黒の祖母(犬)・・・吉岡友見、警官・・・野崎塁、野崎の祖父(キジ)・・・やなぎ浩二、元教師(サル)・・・佐藤太一郎、老人ホームの職員・・・島田珠代・小林ゆう、詐欺師・・・はじめ・もじゃ吉田、ケーキ屋の夫婦・・・ボンざわーるど川筋ライラ、イカ・・・カバ

【舞台】

商店街にある花月うどんの店内。向かいはケーキ屋。

 

【あらすじ】

うどん屋のけんじの父に旅の道中に世話になったアキ助が訪ねて来るが、けんじの父は半年前に他界していた。アキ助はどうしてもお礼がしたいと、この店で働くことになる。

この日、店は早じまいしてけんじの祖父らの老人ホームでやる「桃太郎」の芝居の稽古が行われる。そこに友見の孫の大黒がいたが、どうも様子がおかしい。実は大黒は詐欺師の金の受け取り役をしていたのだった。そこに詐欺師らがお金を受け取りにくるが、詐欺師らは正体がバレると、小学生を人質に取る。アキ助らの協力で人質は無事に解放。大黒も真面目に働くことを誓うのでした。

 

【雑感】

久々にこんなに面白くない新喜劇を観ましたわ・・・。もうアキ助も座長就任以来ずっとやってるので飽きて来たし、物語も展開も毎度ほとんど同じですしね。

今回は「桃太郎」の教訓の「犬は忠誠心を、サルは知恵を、キジは勇気」というのを、大黒に教えると言うことで、劇中劇みたいに桃太郎を入れたんだと思いますが、もう学芸会みたいで見てられへん。

その前にアキ助が登場して、揺れるところからスパッツネタへの一連だけで15~20分ぐらいやるから、そこだけでもうシンドイ。そこへ桃太郎の芝居が始まって、新喜劇として物語が動き出すのが30分ぐらい経ってから。しかも暗転ナシで、延びて1時間もやるから長いのなんの・・・。

3月に観たすっちーのヘッドスパぐらいバカバカしいもんなら笑えましたがね。

褒める点は大黒や吉岡を物語の芯にしてたり、向かいのケーキ屋の夫婦にボンとライラを配したのは新鮮さがありました。勿体ないのはやすえさんの使い方で、桃太郎の婆さんというだけで特に為所もない。やなぎ浩二ももう正直観てられへんし、オクレもやる気があるのかないのか・・・。

 

介護職員役のゆうちゃんがとにかく元気で、こういう女の子をうちの職場に欲しいと思っただけの新喜劇でした。