セカンドシアター新喜劇 2024年1月28日 | 続アメマのおとしもの

続アメマのおとしもの

鉄道・吉本・宝塚のことなど・・・。

私の今年初のセカンドシアター新喜劇は、昨年もリーダーをした高井俊彦が中堅どころも入れての新喜劇。

しかしNGKの本公演は満席で完売してましたが、セカシアは半分も入ってない・・・。座員さんの呼び込みや、見送りもなかったので、なんだか寂しく感じました。

 

吉本新喜劇セカンドシアター 1月28日15時30分公演、E列で観劇。

前説は吉岡友見、小林ゆうの二人。

●セカンドシアター新喜劇「大阪ラブストーリー」 作・演出 稲見周平

【出演】

美術スタッフ・・・高井俊彦・レイチェル、劇団の看板女優・・・松浦景子、同看板俳優・・・多和田上人、劇団員・・・小林ゆう・重谷ほたる、演出家・・・西川忠志、劇団のスポンサー(景子の父親)・・・中條健一、ヤクザ・・・住吉大和、警備員・・・伊賀健二吉岡友見、掃除係・・・山田花子

 

【舞台】

劇団の稽古場。

 

【あらすじ】

劇団の稽古場では、演出家の西川から次回作の配役の発表があるが、主演女優は看板の景子でなく、新人のゆうになる。劇団のスポンサーを父親に持つ景子はそれが気に入らず、父親もそれならスポンサーをする意味がないと怒ってしまう。それを聞いて演出家は主演女優はオーディションで選ぶことにすると言う。

美術スタッフの高井と吉田(レイチェル)、それに看板俳優の多和田も協力して、ゆうのオーディションに向けての稽古を開始する。そしてオーディションの結果、やはり主演はゆうに決定してしまう。

そこにヤクザが来て、ゆうの鞄が車に当たって傷がついたと因縁をつけて、一千万円を払えと脅す。払えなければ主演女優を降りろと言ってしまったことで、景子の父親が雇ったヤクザだとバレてしまう。計画が失敗し、金ももらえないと分かるとヤクザは景子を人質に取るが、警備員に取り押さえられる。

バカなことをした中條は実はこの作品の初演の俳優で、なんと相手役は掃除係の花子だった。花子の言葉に反省する中條。

そして舞台初日の幕が開くのでした。

 

【雑感】

物語はいいのですが、舞台セットが全くなく、これが新喜劇?と思いました。これは昔の花月でやってた爆笑軍団ですよ。経費削減なのか、舞台セットがないとかありえないです。ゆうちゃん主演で良かったのに、そこが残念です。

高井は主演と言いながらも回しで、レイチェルがボケる形。やはり高井が物語に絡む形にしないと、リーダーの意味がありません。最近の座員は回しが出来ることにステータスを感じてるのですかね?

看板俳優の多和田は自身がイケメンだと思ってるところに面白さがあったし、西川忠志はオーバーでやり過ぎな演技で笑いを取り、伊賀・吉岡の警備員コンビも二人の世界観で笑えました。要所要所で流れるラブソングがまた笑えるんですよね。

ゆうちゃんは新人女優役で、笑わせることはなく真面目にやってましたが、多和田との絡みではホントに嫌そうな顔してて(笑)。声がかれて心配でしたが、いつもの元気なゆうちゃんで安心しました。

 

セカンドシアター新喜劇も、そろそろ見直しの時期に来てますね。

 

 

終演後の集合写真。