新喜劇座員がピンネタをやるということで、気になってたイベントだったんです。ただ休みが取れそうになくて諦めてましたが、夜勤明けで少し寝てから行くことにしました。
YES THEATER 12月9日19時30分開演、K列で観劇。
入りは7割ぐらいで、私の席が審査員席の横で、プラス・マイナスの岩橋が隣に座りました。
MCは浅越ゴエと金原早苗。審査員はプラス・マイナスと構成作家の里村サン。
持ちネタは各2分で、2分15秒を越えると音が鳴り、2分30秒になるとネタの途中でも強制終了。事前に座席に投票用紙が配られており、面白いと思った3組に〇を付けて、その得票数で優勝を決めるモノ。
ピンネタをやり慣れている座員もいれば、そうでない人もいるし、大丈夫なのか?と心配になりそうな面々も・・・。とにかく興味津々。
まずはAブロック。
●カバ
女装して、大阪のオバハンをやってました。描写は上手かったですが、オチがイマイチ。
●新名徹郎
ファミマの入店音をネタに、歌詞が付いたり、全然違う店のことを歌ったりと、結構面白かったですね。
●小寺真理
アイドルがファンレターを読むと、全部両親で・・・。着眼点はいいけど、ネタの緩急が弱い。
●祐代朗功
謎の男祐代クン。自虐ネタを入れつつ、一つネタが終わると「興味な~い♪」と歌う(笑)
●小林ゆう
風呂上がりのオカンが洗濯物でギャーギャー言って、サルの物真似も。元気よく最後まで突っ走ってましたね。
●西川忠志
テレビドラマの名台詞にツッコミを入れまくるハイテンションネタ。忠志さんらしいツッコミが面白い。
●吉田裕
教師が「父」という感じを元に、「血血」「義父」「乳」などバリエーションを。手がカサカサでフィリップがなかなかめくれず、タイムアップ。なかなか良く出来たネタでした。
Aブロックでは、新名徹郎、西川忠志、吉田裕の三人が笑いが大きくありました。
さてBブロック。
●清水啓之
「変面」をやりますが、ブリーフの股間の色が変わったり、最後はブリーフの色まで変わる(笑) 一言も発さずにやったのはシミヒロだけ。インパクトはありました。
●五十嵐サキ
マッサージ屋のおばちゃん。うーん、オチが弱かった。
●太田芳伸
チンピラが携帯電話のクレームを入れると、ガイダンスに操られ、パラパラまで踊ってしまうネタ。これがテンポやネタの運び方が上手くて爆笑。
●岡田直子
病院に行くと、仲本工事に間違えらるというもの。さすがピンネタは慣れてるので、上手かったですが、ネタが直球すぎかな。
●音羽一憲
またもや病院で医者ネタ。2分間の静寂・・・。
●島田珠代
「珠代と遊ぼう」のお姉さんが、3体のぬいぐるみを相手に大奮闘。ただ時間配分が出来ておらず、ネタ途中で強制終了。タマも元はピンネタやってましたから、上手いです。バツ2など自虐ネタもあったりして。
●信濃岳夫
帰宅すると、見知らぬ人たちからのサプライズパーティー。発想は面白かったですね。
Bブロックは清水啓之、太田芳伸、島田珠代、信濃岳夫が健闘。
最後のCブロックです。
●曽麻綾
スナイパーが狙撃されて、そこで英語ネタ。どんな設定やねん(笑) 「オーマイガー!」でなく「オーマイゴッド」を推して、最後死ぬ間際に「あーオーマイガー!言うてもた」の一言が面白かったです。
●森田展義
土地開発の謝罪会見で、頭を下げるとてっぺんハゲが見え、カメラのシャッター音が鳴り響くという分かりやすいネタでしたが、これが良く出来てましたね。
●いがわゆり蚊
バイトの休憩室の中国人。さすがは元ピン芸人、シュールなネタも入れてきます。チェンバル語講座も見たかったですがね(笑)
●もりすけ
イタリアンの店を予約したつもりが、キャンセル不可の美容室で、ハゲがどうせえ云うねんってネタ。
●松浦景子
けっけお得意のバレエネタで、日常生活でバレエの仕草が出てしまうというヤツ。けっけ良かった!
●帯谷孝史
出ましたベテラン帯谷孝史。「さぁ~今日も終わった」と登場して、そこで新喜劇クイズ。どんな設定や!
不正解になると、オーバーにコケるのが大笑い。ベテランが一番体を張ってましたわ(笑)
●佐藤太一郎
「勇気の会」で嫁ディスリ。うーん、真面目なんだよねぇ・・・。
Cブロックは森田展義、松浦景子、帯谷孝史に笑いがありました。
そして投票結果発表までの間に、またまたネタ披露なんですが、ここで金原早苗が滝川クリステルっぽい衣装で出て来ると、信濃岳夫が小泉進次郎でネタをやり倒します。結局最後までコレ推しまくり(笑)
結果発表では太田芳伸が優勝。コレは文句なしに面白かった。
1時間45分ほどの公演でしたが、なかなか面白かったですね。これ次回もあれば見たいです。