歌謡コメディ「浪花の恋とソロバン物語」 | 続アメマのおとしもの

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●NHK 芸能8時館 歌謡コメディ「浪花の恋とソロバン物語」

●原作/桂三枝 脚本・演出/中村進

●収録日:平成3年5月16日(木)19:30~21:00 なんばグランド花月

●放送日:平成3年5月23日(木)20:00~20:44

 

【出演者】

薬問屋大吉堂主人 得之助・・・オール巨人、同倅 蔵之助・・・オール巨人(二役)、同長女 麻子・・・末成由美、その夫 沢井圭一郎・・・チャーリー浜、番頭 権田・・・島木譲二、丁稚 ゾウ松・・・オール阪神、丁稚 カン松・・・池乃めだか、丁稚 キ松・・・内場勝則、女中 お米・・・非常階段ミヤコ、女中 お咲・・・非常階段シルク、客 小売店主人 市田・・・井上竜夫、小料理「お染」のお内儀 染子・・・五代百絵、医者 緒方法庵・・・桑原和男、看護婦・・・未知やすえ、影武者・・・中條健一、町衆・・・アクターズ・新鮮組、染子の姪・・・神野美伽

 

【舞台】

一景・三景・・・薬問屋大吉堂の店内、二景・・・小料理屋の店内。

 

【あらすじ】

薬問屋大吉堂の主人得之助(オール巨人)はケチで有名。丁稚たちはケチぶりに毎日ぼやいている。ある日、得之助といい仲の小料理屋の染子(五代百絵)が姪の美伽(神野美伽)を連れて、倅の蔵之助(オール巨人)の嫁にと相談する。そんなことは知らない蔵之助は父親と違って、お金を使い放題の遊び人で、美伽と見合いをさせられる。一目ぼれした二人は結婚することになるが、デートや結納金に金がかかると得之助と蔵之助は大げんかしてしまい、蔵之助は出て行ってしまう。ショックで寝込んでしまった得之助だが、実は蔵之助は大手製薬会社で修業を積んでおり、この大吉堂を継ぐということが分かる。しかし蔵之助が戻って来たときには、得之助はあの世へ旅立ってしまい、蔵之助は店を継ぐ決意をするのでした。

 

【雑感】

オール巨人と神野美伽が平成3年6月に発売したCD「商人」を記念したもの。NHKがゴールデンタイムにNGKからの芝居を中継するということは、新喜劇人気が上がってきた証拠でもありますね。

お芝居自体は「あっちこっち丁稚」みたいな感じで、舞台セットはその週の本公演が呉服屋を舞台にした同じ中村進の脚本だったので、全体的には安上がりの公演(笑)

テレビ放送を見ましたが、あまり印象に残ってませんね。