念願の大垣~関ヶ原間の東海道本線下り線を乗り、JR東海の全路線を乗りつぶし達成。
特急しらさぎ2号で米原に到着しましたが、まだ時刻は朝の10時。さすがにこのまま帰るのは早いので、寄り道して行きたいと思います。
ということで、米原に来たからには近江鉄道でしょう。ちょうどいい時間の電車があったので、乗ることにします。
10時19分発の多賀大社前行は、元西武101系の100形電車。発車5分前なのに、ホームには誰もいません。
車内もご覧の通りの貸切状態。平日の日中とはいえ、これは寂しすぎます。
近江鉄道で利用するのは金・土・日曜及び祝日のみ発売される、全線乗り放題の1デイスマイルチケット880円。
ちょうど金曜日だったのでこれを使わぬ手はありません。普通運賃だと米原~貴生川まで1030円もしますからね。
10時19分、米原をわずか3名だけの乗客を乗せて出発。これからどこへ行くのかは全く決めてません。
おなじみ、新幹線の試作車両を左手に見ながら走ります。
エレベーター・エスカレーターの会社フジテックが右に見えると、その名の通りフジテック前に到着。
交換設備のある鳥居本にまもなく到着。
近江鉄道では1988(昭和63)年まで貨物輸送を行っており、彦根ではセメント、多賀大社はセメントやビールなど他にも専用線が多く分岐していました。ここ鳥居本にも日本石油米原油槽所があり、架線柱の後ろにある門のところに引込線が分岐し、ここが最後まで残った貨物輸送でした。
石田三成の居城があった佐和山のトンネルに入ります。昭和初期に建設されたトンネル。
トンネルを抜けると、彦根に到着。米原~彦根間だけを近江鉄道に乗る人は少ないでしょうね。
次回につづく・・・。