●朝日放送「お笑い定期便」 №24
●作/藤井賢 演出/平野元貞
●収録日：昭和54年9月14日(金)12：00～12：30 なんば花月
●放送日：昭和54年9月23日(日)18：30～18：55
【出演者】
岡家の主人･･･岡八郎
同妻･･･片岡あや子
同息子･･･池乃めだか
同息子･･･木村明
同おばあちゃん･･･桑原和男
花紀家主人･･･花紀京
同妻･･･中山美保
同娘･･･花紀芽美
同おばあちゃん･･･谷茂
呑み屋ママ･･･南喜代子
同店員･･･堂園千秋
【番組内容】
オープニングは岡八郎と花紀京の二人がスタンドで飲んでいるところから始まり、南喜代子を交えて今流行の話題や事件やエピソードを話します。そしてその話題に関した岡家のコントへ。再び、岡八郎・花紀京のスタンドに戻り、最初と同じような時事ネタになり、今度は花紀家でのコントになります。エンディングは花紀京が岡八郎になぞなぞを出して終わるのが構成となっています。
【雑感】
花紀京・岡八郎のゴールデンコンビが日曜日のゴールデンタイムに登場してるが今思うと驚きですね。しかし、昭和55年に入ったぐらいから木曜日の同時間帯に移行となります。それでも今だとニュース番組の時間帯に、なんば花月からのお笑い番組の中継をしているなんてさらに驚きます。
番組自体にゲストはなく、たまに新喜劇の若手がチョイ役で出る程度で、木村進や間寛平など他の座長や専科クラスは全く出ていません。
池乃めだかは漫才の「海原かける・めぐる」を解散し、新喜劇に入団してまだ３年目ぐらい。まだまだ花紀・岡八にビビッてた頃ですね(笑)
谷茂は伴大吾失踪後、「谷しげる」から改名し専科に異動した頃。しかしこの数ヶ月後借金問題などで、吉本を解雇になります。
片岡あや子はこの頃になると、新喜劇にレギュラーではでなくなり、特番やテレビ用に出てくるだけになっていました。
子役で出ている花紀芽美はネットで調べるとこのような記述が出てきました。「花紀京の娘ではなく、子役の名付け親。花月の楽屋に出入りをしていた「金貸しのなにわのおっさん」という人がいました。その人の娘だったか孫だったか定かではありませんが、そういった関係です。」だそうです(笑)