花月爆笑劇場「男と女」 | 続アメマのおとしもの

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●毎日放送「花月爆笑劇場」 ●京都花月 昭和56年1月中席、うめだ花月 昭和56年1月下席
●吉本新喜劇「男と女」 作・演出 藤井賢
 
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【出演者】
旅館の主人・・・菊池大助
旅館の番頭・・・室谷信雄
同・・・山中正
旅館の仲居・・・園みち子
新婚カップル・・・木村進
同・・・山田スミ子
同・・・梶原一弘
同・・・中嶋恵美子
不倫カップル・・・浜裕二
同・・・末成由美
旅館の客(進の同級生)・・・畑憲一
同・・・島木譲二
由美の亭主・・・柳井幸多朗
進の父親・・・原哲男
 
 
【舞台】
四国の温泉旅館の離れ座敷。下手奥から渡り廊下があり、座敷に繋がる。下手は土蔵、上手は植込みあり。
 
 
【あらすじ】
新婚カップルの多い旅館で働く番頭の室谷信雄。彼は独身で今日もカップルにあてつけられてイライラ。そこにまた新婚カップル(木村進山田スミ子)がやってくる。進は会社の美人秘書で皆の憧れの的だったスミ子を射止めて、晴れて結婚し新婚旅行に来た。父親思いの進は何かと父親のコトを気にかけるので、スミ子はそれが少し気に入らない。そうこうしていると、なんと進の父親(原哲男)が進のコトが心配だと旅館に来てしまい、それが原因でスミ子は怒ってしまう。さらに旅館で同級生(畑憲一、島木譲二)と出会いドンチャン騒ぎ。さらに怒り旅館から出て行くスミ子。旅館の主人(菊池大助)に説得され戻るスミ子、そして原も反省する。そこへやって来た浜裕二と不倫旅行中の末成由美の亭主(柳井幸多朗)との騒動に進とスミ子も巻き込まれるが、お互いが庇い合い進とスミ子の仲はハッピーエンド。
 
 
【雑感】
作者の藤井賢は旅館モノも多いですね。似たような設定で、うめだ花月昭和61年7月上席「すきやねん物語」があります。こちらは岡八郎園みち子の新婚旅行に八郎の母親(木村進)がついてくるというもの。今回の「男と女」は父親の原哲男がついてきますが、ここは母親設定で桑原和男の方が面白いかもしれません。ファザコンよりマザコンの方がインパクトがありますから。サボりの多い番頭の室谷信雄。彼はこういう役が面白いです。
 
 
※あくまでも台本を読んだままに記事を掲載しています。実際に上演された際には、キャストやタイトルに変更があったかもしれませんのでご了承下さい。