◆ 海外版初代たまごっちの紹介 ◆

 

 

 

 日本で初めてたまごっちが発売された翌年の1997年、海外でも海外版たまごっちが発売され大変人気を博した。海外と言ってもヨーロッパ版、カナダ・アメリカ版、アジア版と多岐にわたりどれがどれやら分かりにくい。しかも日本でも直後に英語版たまごっち(→こちら参照)が発売されている。

 海外版及び英語版たまごっちは↑上のようなフタと窓の付いた箱パッケージに入っている。イラストもユニークでちょっと豪華な感じ。元祖たまごっちに当たるバージョン(左)と新種発見!!たまごっちに当たるバージョン(右)の2種類があり、当時物は現在はネットオークションなどで手に入れることができる。

 ※2023年12月追記 2018年以降海外でも復刻版が発売され、2022年日本に逆輸入もされている。(この記事で述べているのは90年代発売の当時物についての内容である。

 

 

 

 海外版たまごっちは上のようなキーホルダー付属になっている。(どうやら日本と同じくボールチェーン付属になっているものもあるようだが。)少し立派な感じだが、鞄などにはちょっと付けにくそうな気もする。

 こちらはヨーロッパ版なのかカナダ・アメリカ版なのかあまり定かではないが、以前ネットで購入したものだ。

 

 

 

 ↑ 英語版と違い食事選択は文字ではなく、ごはん・おかしが直接アイコン表示になっていた。

 ハンバーガーとショートケーキだろうか。

 

 

 

 ↑ 重さの単位がグラムではなくポンドになっているのも特徴。

 

 

 

 ↑ たまごの形は英語版(日本版と同じ)と比べて異なり、やや大きめだ。

 

 

○ Zatchi(ザっち)

 

 

 ↑こちらは日本の「新種発見!!たまごっち」に当たるバージョンで、隠れアダルト「せきとりっち」「チャリっち」に相当する海外版キャラクター、Zatchi(ザっち)。ズキっちから変身するのは日本版と同じだ。

 宇宙人にしか見えない何ともインパクトある見た目をしている。

 

 

 

 

 ↑喜ぶ時の表情(左)が意外過ぎてぎょっとする。

 実はこれとほぼ同デザインのキャラクターが、日本発売の万歩計付きたまごっち「あるこっち」にて「ベーダーちゃん」という名前で登場しているようだ。

 

 ちなみに、元祖たまごっちの「おやじっち」に相当するキャラクターは英語版の「サム」と全く同じデザインなので画像紹介は割愛する。ビジュアルは一緒だが、厳密には「Bill」という名前でビル・クリントン大統領を元ネタとしている別の存在らしい。

 

※2024年1月追記 以上は90年代発売の当時物のたまごっちに関する記述だ。

2022年発売のOriginal Tamagotchiの隠れアダルト育成方法についてはこちらを参照