3月末に最後に残していた
紫式部ゆかりの地巡りをしてきました
今回は越前
紫式部は24歳前後のころ
父の藤原為時の赴任に伴い
越前の武生で約1年を過ごしています
朝4:30に起き、5:30に出発しました
朝からしっかり雨が降っていました
なぜ そんなに早く出発したのかというと
大阪から高速を使わずに行くため
京都を走ることになるからです
京都は他国からの観光客が
凄い増えていますし
通勤時間にでも当たろうものなら
車が動きませんからね…(^_^;)
おかげでスイスイで
京都を走り抜けることができました
9:00過ぎに南越前にある
道の駅「河野」で休憩をとりました
雨はだいぶ小降りになってはいましたが
霧が立ち込めていて眺めは真っ白
何も見えませんでした…
晴れてたら敦賀湾がきれいに
見えたことでしょうけどね(^_^;)
道の駅といっても
トイレと小さな売店と広めの休憩室が
あるだけのこじんまりとした所でした
休憩室にドリンクの自動販売機は
ありましたし
まだできて新しいのかトイレも綺麗でした
9:20頃 売店が営業を開始
記念に私は越前和紙の折り紙を
購入しました
たくさん枚数が入っていたので
550円なら良心的な価格
道の駅から約30分ほどで
今回宿泊するホテル
プリンスホテルタケフに到着
この日は朝ごはんが早かったので
お腹が空きました
それで近くにあった武生楽市というスーパーで
軽食を食べることにしたんですが…
まだ朝の10時前
何軒かある飲食店はどこもまだ営業前
仕方ないのでスーパーを覗いてみると
安いじゃないですか
新鮮で美味しそうなので
握り寿司盛合せを1つ購入して
車内で食べました
想像通り とても美味しかったです
腹ごしらえの後、最初に向かったのは
紫ゆかりの館
小降りの雨の中、10時半ころ到着
すぐ前に無料の広い駐車場がありました
紫ゆかりの館(紫式部と国府資料館)は
紫式部が996年頃に国府のある越前武生で
1年ほどを過ごしたことから
2021年4月23日にリニューアルオープンした
資料館です
紫式部が越前での暮らしを原動力に
源氏物語を書くまでを絵巻物風に紹介する
アニメーション映像などが楽しめます
決して広くはないですが
内容は充実してるのに
入館無料っていうのも嬉しいです
入口から入ってすぐの場所
すぐに目に入ったのが 紫式部の間
後ろを向いた紫式部が座ってました
御簾の隙間から 中に居る紫式部を激写
これ、紙人形なんです
髪の毛は和紙ではないようでしたが
着物も袴も確かに和紙で作られていました
説明板には…
国の伝統的工芸品である越前和紙で
紫式部の宮中における装束だった
十二単を再現しました
装束襲色目(かさねいろめ)は
紫式部の紫のイメージを活かした
配色としています
とありました
紫式部たちは 越前へ向かうとき
このような経路をたどったと
推測されるそうです
その時の行列を越前和紙人形で再現
してありました
1996年に実施された紫式部千年祭のために
たけふ人形教室の20名ほどの生徒さん達が
約1年がかりで制作したものだそうです
紫式部はこの輿に乗っていました
よく見ると小さな紫式部が
御簾の奥に見えました
とても精密に 細かいところまで丁寧に
作ってあるので、1つ1つを観るのが
楽しかったです
こちらは姫みくじのコーナーです
画面をタッチして
いくつかの質問に答えていくだけ
私は光源氏の最愛の人
紫の上タイプでした
裏側に回ると このような短冊があります
料金箱に100円を入れて
診断されたタイプの短冊を取りました
なかなか嬉しい文言が書かれてました
こちらはしるべの間
観光案内所とお土産ショップが
一緒になった場所です
越前和紙などの様々なグッズが
売られていたり
お隣にある紫式部公園の案内図が
貼ってあったりでした
〈越前三大グルメのセット に続く〉