還暦トリオで行った
還暦記念沖縄旅行記の続き・3日目午後
糸満漁民食堂で美味しいイマイユの
バター焼き定食でお腹を満たした私たちは
この日帰阪してしまうKっちの希望で
琉球ガラス村とひめゆりの塔に
向かいました
まず、琉球ガラス村
ちょっと雲行きが怪しくなってきました
奥に見える白っぽい建物がショップで
中はこんな感じに琉球ガラスが並んでます
沖縄の青い海、色とりどりの南国の花を
連想させるカラフルな琉球ガラス
沖縄の人々や大阪の商人、アメリカ文化、
南蛮渡来のビードロ技術を持つ長崎の職人
それらがチャンプルー(混ざり合い)されて
できた伝統工芸品なんだそうです
ひと通り見学して次の
ひめゆりの塔に向かった んですが…
なんと突然の大雨
ひめゆりの塔に向かう途中
Kっちは歴史よりもお買い物に興味があると
思っていた私は訊いちゃったんですよね
Kっちって沖縄の歴史とか興味あるん
あるよ〜
じゃぁ、ひめゆりの塔とお買い物
どっちが好き
んん…
この会話がいけなかったようです(^◇^;)
沖縄の神様のご機嫌を損ねてしまい
滝のように降る雨は止む気配もなく…
もう〜Kっちが返事を迷うから〜
えーッ!私のせい
時間に余裕があれば帰りに寄ろう(^◇^;)
車を次の観光地へと進めました
奥武島(おうじま)
周囲約1.6km、人口はおよそ1,000人の島です
島内はのんびりとした雰囲気で
イカの天日干しの風景が有名です
小さな市場で新鮮な魚を安く買って
屋外のテーブルで海を眺めながら
食べることもできます
そしてこの島はウチナ〜からも愛されてる
天ぷらアイランドなんです
奥武島へつながる橋を渡り終えると
正面右にてんぷら屋さんがあります
行列ができる人気のお店なんですが
この日は定休日だったので
市場近くのお店で購入しました
沖縄風もずく天ぷら 100円
沖縄のてんぷらは衣が厚く
濃いめの味付けがしてあるのが特長です
沖縄ではお菓子代わりに
食べたりするそうです
時間がないのでドンドン行きます
知念岬
本島南部の南城市にある知念岬周辺の海は
本島南部でも屈指の美しさ
晴れた日は景色と心地よい海風に癒されます
東屋で海をバックに写真を撮ったり
日陰のベンチに座って鳥のさえずりを
聴きながらボォーッと海を眺めたり…
心が洗われるような
豊かな時間を過ごせました
この日はお天気が良かったので
特に気持ちがよかったです
知念岬へ来たら絶対に立ち寄りたい場所
私たち夫婦は今回で3回目ですが
ぜひKっちを連れてきたかったカフェへ
カフェくるくま
一番最初に私たちが訪れた時に
詳しくお店のレポしてますので
よかったら
沖縄No.1ロケーションとの評判高い
カフェです
窓側のテーブルが空いていたので
そこに陣取りました
美しい太平洋を窓越しに見ることができます
バタフライピーのソーダがあったので
Kっちはバタフライピーソーダを
私はメイソンジャーの
バタフライピーアセロラ炭酸割りを
夫は紅芋モンブランとアイスコーヒーの
セットを注文
大きな紅芋モンブランは3人で
シェアしていただきました〜(^Q^)
美味しかったー
カフェの横には広場があって
ブランコやこのようなベンチに座って
海を眺めたり写真を撮ったりできます
夕方4時ころ カフェを出発
空港方面へ向かいつつ
ひめゆりの塔まで行きましたが
変わらず滝のように降ってる…
ふざけてしまって
本当にスミマセン
沖縄の神様に心から謝りました
Kっちの搭乗時間までまだ余裕があったので
瀬長島に立ち寄りました
那覇空港に近いこの島は発着する飛行機を
間近に見られることで人気です
大きなジェット音など想像以上に
迫力満点でした
以前は何も無い島だったそうですが
今ではホテルや温泉施設、ウミカジテラス
というショッピングタウンなどがあります
そして、こういうのも
子宝岩
干潮時に浜と地続きになる高さ5mほどの
岩ですが…実はこれ復元された岩
沖縄戦でアメリカ軍によって
破壊された霊岩を豊見城市が
歴史や文化も知ってほしい と
平成27年に復元したんだそうです
近くに立つ案内板によると…
波打ち際にそびえ立つ岩には
上下2つの穴が開いており
いつの頃からか村内外から人々が
ここを訪れ子宝に恵まれますようにと
祈るようになった
男の子が欲しければ上の穴へ
女の子が欲しければ下の穴へ
小石を投げ入れて願掛けをする習わしがあった
地元の人々はその岩を親しみを込めて
イシイリーまたは子宝岩と呼んだ
この瀬長島には、沖縄戦の当時
海軍砲台が設置されていたので
壮絶な艦砲射撃を受けたようです
その時に子宝岩も破壊されて
しまったんですね…
子宝岩の近くにこんな木もありました
パイナップルみた〜い
Kっちは興味津々
でもこれパイナップルじゃないんです
オガサワラタコノキと言います
小笠原諸島の固有種で潮風に強く
海浜付近に生育するそうです
気根が支柱のように幹を取り巻き
タコのように見えることから
タコノキと呼ばれるそうです
パイナップルのように見えるのは
その果実で、秋になるとこのように
オレンジ色に熟すのだとか
アダンともとても良く似てますが
違うんですね〜
この後、高台の展望広場にも
行ってみました
発着する飛行機が良く見えました
瀬長島の展望広場はその昔
瀬長グスク(城)があった場所で
戦前は石積みの遺構もあったそうです
訪れた時、ちょうど雨上がりで
重ための雲が多く空に居座っていました
お天気が良かったら
夕日もきれいだったろうに…と
少し残念に思いました
時間になったので、名残惜しいですが
Kっちを那覇空港国内線の入り口まで
送りました
またいつか一緒に旅行しないな
<テイクアウトの夕食と
「いつでも朝ごはん」に続く>