9月下旬の北海道の旅(7)小樽天狗山と旧手宮線 | 心にうつりゆくよしなし事を

心にうつりゆくよしなし事を

グルメ、折り紙、史跡めぐり…
興味ある事を、心に浮かぶままに
綴っていきます

小樽名物きまり丼を堪能した私たちは
ホテルのお部屋で少し休憩した後
15:00頃から再び車で観光に出かけました

還暦間際アラ還夫婦の旅の鉄則!
無理せず休み休み遊ぶです(笑)

向かったのは小樽天狗山!


函館山からの函館夜景
藻岩山からの札幌夜景と並んで
北海道三代夜景に数えられる
天狗山からの小樽夜景で有名です

山麓から山頂までは約4分でつなぐ
30人乗りのロープウェイが運行してますが
車でも山頂まで行くことができます


分かれ道でこの標識下矢印方面に進んでいくと


舗装されてはいるけれど普通車がギリギリ
すれ違えるほどの道幅になってきました

本当にこの道でいいのかな〜
不安になってきた頃にやっと
駐車場が見えてきました

ホテルから約25分ほどで
山頂に到着!

駐車場からの景色です下矢印

眼下には箱庭のように市街が開け
小樽港や石狩湾、晴れた日は遠く
暑寒別連峰や積丹半島が一望できる
絶好のビューポイントです

という宣伝文句通りの眺めですルンルン

天狗山山頂には5つの展望台があり
小樽の街を異なる角度から
見下ろすことができます

全ての展望台を歩いてまわると
約20〜30分かかるみたいです
私たちは3つの展望台へ行ってみました

第1展望台下矢印

最大傾斜40度の坂を登ってくる

ロープウェイのバックに
小樽の街並みを見ることができます

天狗桜展望台下矢印


このような椅子とテーブルが設置された
テラス席がいくつかあり、ゆったりと
眺めを楽しむことができます


またシンボルの天狗桜桜が咲く季節には
小樽市街の眺めと桜が同時に
楽しめるスポットにもなっています

屋上展望台下矢印

もっとも高い場所から小樽市街を

眺めることができます

写真を撮れる撮影台下矢印も設置されている
ので迫力の大パノラマを撮影できます


ロープウェイ乗り場近くにある
鼻なで天狗さん下矢印

鼻の先をなでると願い事が叶うということで

いっぱい撫でできました


その奥には天狗山神社下矢印

猿田彦大神が祀られていて、交通安全

商売繁盛、学業成就にご利益がある
パワースポットですキラキラ

ロープウェイ乗り場の建物内には
小樽スキー博物館があり、その奥に
天狗の館なるものがあるとのこと!


入場無料なので入ってみました(^-^)v

天狗の館入り口に掲げられた
案内板によると…

天狗は異常な怪力や強烈な感情をもって
自由に空中を飛ぶことができ
みだりに俗人と交わるのを嫌うものと
考えられていました

このような性格のため、日本に伝わってから
山の神の信仰や修験道説話と混ざり合い
超自然的存在として受け止められていき

いつの間にか赤ら顔で鼻が高く
羽翼をつけ山伏姿で手に羽うちわを持つ
イメージに定着していったようです

とありましたが…
やっぱり天狗のモデルといえば
猿田彦大神ですよね!

上矢印天狗の館内にあった展示です

神代の昔、天孫ニニギノミコト降臨の際
高千穂の峯まで案内をされた猿田彦大神

その容貌は次のように言われています
鼻が高く、背の高さ七尺余り
口尻が赤く、目は輝く鏡のようだった

七尺というと…2m10cmほど!
まさしく天狗さまです!

萎縮するほどたくさんの天狗のお面が
展示してあって圧巻でしたよびっくり



天狗の館を出たところには
天狗の高下駄もありました


その説明文を抜粋しますと…

天狗山は古来、修験道の地でありましたが
修験者が修行の折、山で履いていたのが
一本歯の高下駄であり

さまざまな苦難を乗り越えて修行を終え
人里に降りてきた彼らの姿はさながら
天狗のようであったと伝えられています

また、下駄というものは左右一対が揃って
役割を果たすことから縁結びにも通じるものです

この天狗の高下駄は天狗を足元から支える
高下駄を履かせていただくことにより

私たちに降りかかる災厄を乗り越え
道が開かれるという願いを込めました

高下駄にそっと上がり、
心静かに祈ってください

天狗が道を開き、思いを叶えて
くださることでしょう

下駄のそばにある杖は、四国お遍路で
実際に使われ、道中の歩みを助けて下さる
金剛杖です

この説明文を読んだらたまらなく
高下駄を履いてみたくなったので…下矢印


「天狗の高下駄」願い事作法に則り
静かにこの旅の充実と安全をお祈りしました

無料のリス園にも入ってみたけど
リスは1匹もいませんでした(^◇^;)タラー


その代わり近くにあった顔ハメパネルで

遊んできました(笑)


この天狗山はこういった見学以外に
様々なアクティビティも楽しめます


どれか1つ体験してみよう音符
ということになり、

ジップラインとスライダーと
どちらにしようか迷ったんですが…

ジップラインは距離も短く
景色もイマイチそうだったので
スライダーをすることにしました


この券売機下矢印で乗車券を買います

大人1人 600円


上まで自動で登っていき、そこから自分で
ブレーキ操作しながら降りてくるようになってます


結構スピードが出て面白かった〜ヽ(´▽`)/



でもスピードは自分で調節できるので

景色も十分に楽しみながら滑り降りることが

出来ましたグッ


1時間ほど天狗山山頂で遊び
下界が夜景に変わる前に山を降りました

9月下旬の小樽天狗山山頂
日中は薄手の長袖シャツでも
全然大丈夫でしたが

日が暮れ始めると
やはり少し肌寒さを感じましたアセアセ

ホテルに帰る途中
手宮線跡地を発見!

せっかくなので写真だけ撮ることに照れ


旧国鉄手宮線の廃線跡が遊歩道として
整備された場所です

旧国鉄手宮線は、1880年に北海道で
初めて開通した鉄道官営幌内鉄道の一部!

幌内の炭山で採れた石炭を
港のある小樽市へ運ぶために敷かれた鉄道で
1985年には路線が廃線となりました

その後小樽市によって鉄道跡地が整備され
当時使っていた踏切、遮断機を残した状態で

寿司屋通りから小樽市総合博物館まで
約1.6kmの散策路して生まれ変わりました


堂々と線路の上を散歩できるし
映えスポットとしても大人気の場所です

遊び疲れてホテルに戻った私たちは
この晩もお部屋食を楽しみました

だた前日と違ったのは
この日の昼間、堺町商店街で買った
小樽ワインを冷やしておいたことキラキラ

程よく冷えた小樽ワインが
この上なく美味しくて止まらなくて
2人で1本あっという間に
空けちゃいました爆笑笑い

お刺身とも合ったけど、それ以上に
ルタオで購入したチーズ味の
フロマージュチョコとの相性が
抜群でしたラブラブ

こちらの下矢印Youtubeでもご覧いただけます

(旭山動物園へ続く)