肺生検からの退院(2019年4月19日) | ターサンの冒険(たまに暴言)

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ターさんです。日々の思う事、感じたこと、登山やドライブの事(時には愚痴など)を備忘録代わりに書いていこうかなと思います。
 が、その前に先ずは5年前に診断された間質性肺炎のこれまでの経過を記録に残しておきたいと思います。

 

 胸の痛みは一晩中消えることはありませんでしたが、時折ウツラウツラしながらなんとか朝を迎えました。
 やはり体を動かすと中の傷に触るみたいで痛みに「ウッ!」となります。

 

 絶対安静は解けたのでチューブが繋がった機械をコロコロと転がしながらトイレにも行けるようになり気分的に楽になりました。 

 もう大丈夫でしょうと言うことで隣で夜を明かしてくれた相方さんも一旦家に帰り、そのまま仕事へと向かいます。お世話になります。照れ


 先月の検査入院の時に同じ病棟に同じ年頃のNさんと言う方がいました。

 日焼けして体格もがっちりしており、夜の街で前から来られたら思わず道を譲りたくなる感じの人でしたが、廊下や洗面所で顔を合わす度に大きな声で挨拶をしてくれる気の良いおじさんでした。
 Nさんはあれからもずっと入院していたようで、先月よりも元気がなく少し歩くと苦しそうに立ち止まり、しばらく呼吸を整えてからまたゆっくり歩き出すという感じでした。


 私と同じく間質性肺炎らしいのですが、はたして同じタイプなのか?ステロイドは効かないのだろうか?これは自分も通る道なのか?・・いろいろと不安になります。

 

 他にもコロコロを押している患者は多く、廊下ですれ違う度に「お互い大変ですなあ」みたいに会釈をしてすれ違うのでありました。

 

 そして午後からは早くも胸から出ているドレーンを抜くことになりました。

 順調であればなるべく早く抜いた方が感染症や組織を傷めたりするリスクが小さくなるそうです。


 診察室で若いドクターが簡単に問診と触診を済ませ、「じゃ、1,2,3で抜きますよ。良いですかぁ・・」と説明した後に・・

「1、2・・」とゆっくり数えて「3」を待っ間に一気に引き抜かれました。

 

 (こうすると身構える前に抜けるので痛みも少ないのだとか。)

 

 一瞬「ウッ!」と内臓が持っていかれるような感じがして体液でヌルヌルの太いドレーンチューブが体から引きずり出されました。

 前に見た映画エイリアンの一場面みたい・・滝汗

 

 そして翌日の午後にはなんとか無事に自宅へと帰れることになり、5日ぶりにモコ助と再会できたのであります。