2018年の秋に「間質性肺炎」と診断されてから、気づけばもうすぐ8年になります。
きっかけは、フルマラソンに向けたジョギング中の違和感でした。
なぜか咳が続くのが気になり、近所のクリニックでレントゲンを撮ってもらうと、「肺の下のモヤモヤが気になるなあ・・」と首をひねる。
専門ではない掛かりつけ医師は直ぐに紹介状を書いてくれて、「明日、(近くにある総合病院の)呼吸器外来に行きなさい、電話をしておくからね。すぐにだよ。」と言ってくれたことには今も感謝しています。
それから3か月以上の経過観察を経て、気管支鏡検査や肺生検へ。
結果はやはり「間質性肺炎」との確定診断。
ただ、詳細なタイプまでは特定できませんでした。
病変の広がりを抑えるため、まずは入院してステロイド治療を始めることになりました。
「効果が出なければ、免疫抑制剤や抗線維化薬えお使います。」との方針のもと、仕事を休んで2か月の入院生活がスタート。
3日間のステロイド大量点滴(パルス療法)を終え、5mgの錠剤を1日8錠(計40mg)内服する日々が始まりました。
かつて“夢の薬”とも呼ばれたステロイドですが、その効果と引き換えにまさに「副作用のデパート」とも呼ばれる正体が現れ始める。
季節は夏だというのに、夜中にガタガタと震えが止まらないほどの寒気、不眠、そしてコントロールの利かない感情の乱れ……。
さらにそれらの副作用を抑えるため、骨粗しょう症の予防薬、胃薬、睡眠導入剤と、飲む薬も一気に増えてしまいました。
当時は退職直後の診断だったこともあり、ネット等で調べては相方さんと二人でひどく落ち込んだものでした。
しかしながら、間質性肺炎にはタイプによって薬の効き方も異なると聞いていたし、私の場合は幸いにも最初のステロイド治療に体が反応してくれたようで、4,000を超えていたKL-6の数値は劇的に下がり、広がっていた肺の影もなんとか沈静化。
(先生がこんなに高い数値は何かに反応して発生する過敏性のケースが多いとは言っていた。)
すでに線維化してしまった部分は残るため、以前と全く同じ肺に戻ったわけではありません。
それでも急激な進行にはブレーキがかかり、あれから8年が経とうとする今も、自分の肺と相談しながら一日一日を重ねておる、ジジイなのであります。


