映画紹介:その1 | 真っ直ぐ行かずジグザグと

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おはようございます。

ZigZagです。




本日は映画の話題。


昨年から「1日最低1本映画を見る」という目標を掲げ、見事一ヶ月で終了するほど映画好きな私。


最終的に昨年見た本数は61本に留まりました。

ちなみに最後は12月30日に見た「羊たちの沈黙」

やっぱ面白いですねありゃ。サスペンス映画でトップクラスに好きな映画です。


そんなわけで(?)、今年も無理なく映画を見ようかと思っている次第であります。


んで、私の映画趣向ですが……



 ◾意外性が好き

どんでん返しとか、ストーリーに驚きがあるものが好きです。

SAWとかは大好物です。もちろん、映画のタイプによってはなくても問題ありませんが、出来るなら欲しいところ。



 ◾“カルト的人気!”は見ない

この文言入ってる映画って、大抵はあまりのクソっぷりが逆に凄いみたいなノリですから、絶対に見ません。

いや、良いんですよ、そういうのが好きな人がいたって。その趣味嗜好は別に批判しません。でもウンコはどれだけ崇め奉ろうとウンコだ。



 ◾アクション、ホラー、パニック、サスペンス、ミステリー、SF

基本的に見るジャンルはこれですね。ラブストーリーやヒューマンドラマはあんまり見ません。



あと、これまで当ブログをご覧の皆様には分かり切っていることですが、私は至って普通のパンピーであり、専門家でもオタクでもありません。

そのため専門的な横文字表現とか、監督や俳優、音響知識はそこまで無いで、すごくシンプルかつ超個人的な評価になります。


それでは感想はじまりはじまり。



  BIOHAZARD:DEATH ISLAND



 ◾ストーリー


相次いで発生する感染経路不明のゾンビ事件。

BSAAのクリスとジル、アドバイザーのレベッカが調査を進めると、事件の被害者の体内からは、T−ウィルスの改良型が検出される。

更にはNGO団体テラセイブに所属するクレアから、浜に打ち上げられたシャチの死体からも、ゾンビ事件と同じT-ウィルスが検出されたという報告が上がった。

加えて、事件の被害者たちは事件発生の数日前にアルカトラズ島を訪れていたことも判明。

クリス、ジル、クレアは、同島へと調査に向かう。


同じ頃、大統領直属のエージェントであるレオンは、拉致された重要人物を確保する任務中、謎の女性に邪魔されたことで取り逃がしてしまう。

そして、その重要人物がアルカトラズ島に連れて行かれたことを知ったレオンもまた、島に向かうのであった──


新年一発目の映画はBIOHAZARDの新作。

これまでのシリーズ同様フルCGアニメーションであり、声優もゲーム版と同じ。宣伝に違わず、歴代主人公であるクリス、ジル、レベッカ、レオン、クレアが揃い踏みと超豪華です。

アニメーションはとても綺麗であり、アニメならではのダイナミックなアクションも完備。ゲーム以上に躍動する主人公たちを見れます。


肝心の内容は……正直なところ、そこまで。

印象の薄い悪役、捻りも意外性もないストーリーと、BIOHAZARDという媒体でやるには少々物足りない感じに。

この作品以前にアンブレラは崩壊してますし、バイオテロに目を光らせている組織も多いから仕方ないと言えばそうですがね。

前作が小国、前々作が空港と、規模が小振りになっていることもあるからかもしれません。


とはいえ、歴代主人公の活躍は存分に拝めますので、そちら目当てで見る分には良いかと思います。

ところどころにゲームのオマージュが散りばめられているので、それを探すのも面白いです。



  コカイン・ベア



◾ストーリー


麻薬密輸業者が誤って事故死したことで、荷物のコカインが森にばら撒かれてしまう。


その森を観光客、若者、子供、コカイン目的のギャング、ギャング逮捕に執念を燃やす刑事等、様々な人間が、それぞれの思惑の元訪れていた。


一匹の熊がコカインを大量に食べ、盛大にラリったことで凶暴化していることも知らずに──


Twitterやら何やら様々な媒体で宣伝されていた、実話を元に制作された映画。

密輸業者が落としたコカインを食べてラリったクマが、人を次々に襲っていくというアニマルパニックです。


最初に言っておくと、一映画としては完成していますし、決して退屈でも糞というわけでもありません。面白い場面はもちろんあります。

クマさんのCGも良く出来ており、クマさんに関しては安っぽさは感じませんでした。


ただ、映画に於いてコメディ要素の“悪い部分”が、如才なく表れてしまった作品です。

チープな格好の登場人物を筆頭に、唐突に下がる彼らのIQ、それに伴う意味不明な行動、部下を2人しか動かせないギャングのボスと、「ほら、こういうのが面白いだろ?」みたいな露骨な展開が盛りだくさん。そこに感動要素やら意外な展開みたいなものを無理やりねじ込んでいることで、コメディとしてもアニマルパニックとしても中途半端な仕上がりになっていた印象。


コメディと書いてあったのである程度覚悟して見ましたが……やはりこういったノリは苦手です。


ただ、先述の通りクマさんのCGと、彼女(?)が織り成す残酷描写はなかなかでした。その部分は結構グロテスクですが、犠牲者たちが軒並み感情移入出来ない人たちなので、そこまで尾を引っ張る不快感がないのも長所といえば長所ですね。



  スーパーマリオブラザーズ ザ・ムービー



◾ストーリー


配管工として独立したマリオ、ルイージだが、肝心の仕事は失敗続き。

元同僚からは嫌味を言われ、家族からも呆れられる始末。


そんなある日、大規模な水道管事故が発生。名を売るチャンスとばかりに現場に乗り込むも、地下で見つけた変な土管によって謎の世界に飛ばされてしまった上、ルイージと離れ離れになってしまった。


ルイージを救出すべく、マリオはその世界に存在する国、キノコ王国のピーチ姫と協力し、経験したことのない大冒険を繰り広げる。


ようやく見ました。

スーパーマリオブラザーズを愛する人たちのための作品です。


ストーリーは奇を衒わずにシンプルな冒険活劇。ご都合主義的な要素もあります。

ですが、スーパーマリオブラザーズはこれで良いのです。

だってマリオだもん。


それに、他の部分には盛大に力を入れていることが伺えます。

グラフィックはもちろんのこと、劇中で流れるBGMは、シチュエーションに沿った歴代のものを繰り出すファンサービスっぷり。

私は決してマリオフリークというわけではありませんが、懐かしさを大いに感じました。


先述の通り、ストーリーに重厚さや意外性はありません。

そのため、映画としての面白さを求める人には合わないでしょうし、マリオブラザーズとは縁遠い人は言わずもがな。


「マリオとはこういうもの」と割り切り、マリオが躍動する姿、彼が積み上げてきた歴史を堪能したい人におすすめです。

普通に面白かった!



最後に 


こんな形で、3つずつくらい簡単に紹介していきます。

繰り返すようですが、全て私個人の感想ですので、「そういう意見もあるのか」程度に見ていただければ幸いです。


それでは本日はこのへんで。

おしまい。