まいどどうも

お読みくださりありがとうございます

初めての方は
途中からだと話が分からないかもしれないので
第1話から読んでいただけるとうれしいです
(第1話から第11話までは
ブラック企業からどうやって脱出したかを
書きました)
第1話はこちら
1つ前のお話はこちら
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今回は
昔参加した研修(訓練)
についてのお話です
前回のブログを書いているときに
不意に思い出しました

地獄の訓練に
参加したことがあります

もちろん進んで
参加したわけではありません

中途入社した会社が
地獄の訓練に社員を
送りこんでいました

社員全員参加しなければならない
という決まりだったんです

(入社前にそのことを知っていたら
入っていなかったかも
)

もう20年ぐらい前の話なので
細かいところは忘れました
記憶に残っているところを
どんな感じだったか
お伝えします
富士山のふもとで

1週間ほど寝泊まりして
訓練が行われました
いろいろな会社から
わたしと同じく
送り込まれてきました
年齢もバラバラです
女性も参加してました
10人ぐらいで班分けされます
班の人といっしょに寝起きして
訓練を受ける1週間が始まりました

講師の指示があったら
大きな声ですぐに返事をして
すぐに動かないと
大変なことになります

怒鳴られて

できるまで何度もやらされます
班の中で一人でも
声が小さかったり
遅かったりすると
連帯責任です

まさに
昭和の訓練でした

富士宮駅前で大声で
歌を歌わされました

講師が道の反対側にいて
声が聞こえないと
合格になりません

一般の人が
普通に歩いているところで
行なわれました
恥ずかしさMAXですが
もうどうにでもなれという思いで
大声で歌いました

40㎞の行進訓練もありました
簡単な地図を渡されて
班ごとに地図の通り歩いて
戻ってくるという訓練です
出発前に
八甲田山の遭難の話を
聞かされました

わたしは体力的に
問題無かったんですが
班の中には
最後はフラフラに
なっている人もいました
最終課題は
自分がこの訓練でどう変わったか
これからどうしていくかを
講師の前で大声で叫びます
泣きながら叫ばないと
合格になりません

合格した人から
どんどん帰っていきます

わたしはまったく
泣けなかったんですが
ほぼウソ泣きで
何とか合格しました

この訓練を受けて得たものは
特にありません

前回のブログでお話した
歩きながら考えると
いいアイディアが浮かぶ
ということぐらいでしょうか
(当時はそうは
思っていませんでしたけど)
班の人たちとは
仲良くなりました

1週間同じ苦しみを味わえば
当然ですよね
今でも
この訓練はやってるんでしょうか

今の時代には合わないような
気がするんですけど・・・