まいどどうも

お読みくださりありがとうございます

初めての方は
途中からだと話が分からないかもしれないので
第1話から読んでいただけるとうれしいです
(第1話から第11話までは
ブラック企業からどうやって脱出したかを
書きました)
第1話はこちら
1つ前のお話はこちら
----------------------------------------
今回は
歩き方
についてのお話です
歩幅を広くして
歩くように心がけてます

横断歩道の白線を踏まないように
歩くのが目標ですが
これがけっこう
キツイです

この歩き方を続けると
同じ距離を歩いても
疲れ方がまったく違います
運動してるな
という感覚があります

歩き方といえば
以前上司から言われた
今でも覚えている言葉があります
営業の仕事を
しているときでした
人事異動で
部長が変わることになりました

新たにやってくる部長は
すごく怖い
という評判がありました

わたしの苦手なタイプです
怒られないように
毎日ビクビクしながら仕事をしていました
あるとき
その部長に同行してもらって
自分の営業先を回ることになりました

もっともキライなやつです

自分の自由にできないし

気を使わなきゃいけないし

怒られないようにしなきゃいけないし

地球が爆発して

その日が来なければいいのに
と思っていました

でも何ごとも起こらず
その日はやってきました

営業先の会社に着くと

担当者を呼び出してもらおうと
受付までチョコチョコと速足で
先に行きました

すべての営業先で
同じように先回りして
受付を済ましておきました

部長に待たせるのは悪いと
気を使ってやりました

営業先を回り終わって
会社へ戻るときに
部長から思いがけないことを
言われました

「君は歩き方が雀行(じゃっこう)だね」
「虎行(ここう)で歩かないと」
雀行
虎行


初めて聞く言葉です

雀行は雀のように体までヒョイヒョイと
跳ねるように歩くことらしいです
虎行は虎が歩くようにドッシリと
足は軽やかに歩くことのようです
あとで調べてみると

雀行のような歩き方をする人は
決断力に欠け
才能があっても
発揮する知恵に欠けるそうです

まさに
そのときのわたしは
そんな感じでした
自分で決めることができず
周りの人が喜んでくれることを
優先にやってました
一方
虎行のように歩いている人には
自然に運もついてくるそうです

部長から言われたその言葉が
なぜだかずーっと忘れませんでした
今取り組んでいる大股での歩き方は
虎行の歩き方のようです
運がついてきたら
いいですね

----------------------------------------
寒くなってきました
都内でも木々が紅葉しています
紅葉(黄葉)を見に
出かけてきました
次回でお話します