まいどどうも

お読みくださりありがとうございます

初めての方は
途中からだと話が分からないかもしれないので
第1話から読んでいただけるとうれしいです
(第1話から第11話までは
ブラック企業からどうやって脱出したかを
書きました)
第1話はこちら
1つ前のお話はこちら
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今回も年末調整に関するお話です
年末調整すると
なんで税金が戻ってくるのかを説明します
年末調整に関する書類を会社に出すと
税金が戻ってきます

(取られちゃうこともあります
)

もらうお金が増えるのでうれしいんですが
どうして戻ってくるんでしょう

それがわかるためには
年末調整で何をやっているのかを
知る必要があります

1つ前のお話で年末調整と確定申告は同じ
だとお伝えしました
確定申告は所得税の計算をします
所得税は毎年1月から12月まで
の収入から経費を引いて所得を計算し
その所得から税金を計算します

(所得税は所得(利益)に税率を掛けて
算出します)
12月の給与や賞与の額が決まると
1年間の収入が確定するので
正しい所得税の計算ができます
正しい所得税の額がわかったら

正しい所得税と仮に払っている税金を
比べます

毎月の給与や賞与から税金(所得税)が
引かれています
毎月引かれている税金(所得税)は
正しい金額ではありません

年間の収入がわからない段階では
正しい税金(所得税)は計算できないんです

毎月の給与からいくら税金を引くのかは
国税庁の源泉徴収税額表を見ます

給与の額と扶養者の数から
いくら引いたらいいのかが一覧表に
なっています
毎月引かれている税金(所得税)は
正しくないので
年末調整で正しい税金(所得税)を計算し
差額で多く取りすぎてしまった
税金を返してくれます

これが
なんで年末調整で税金が戻ってくるかの
答えです
正しい税金(所得税)が
毎月引かれている税金よりも多い場合は
差額分が徴収されます

まとめると
毎月の給与から引かれているのは
仮の税金(所得税)で
年末に正しい税金(所得税)を計算して
差額を調整するのが
年末調整なんです

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今回の年末調整のお話も
予想以上に長くなってしまいました
次回
もう1回だけ年末調整の話をします
年末調整の計算方法と
どうしたら税金が安くなるのか
について
もう少し詳しくお話します