まいどどうも

お読みくださりありがとうございます

初めての方は
途中からだと話が分からないかもしれないので
第1話から読んでいただけるとうれしいです
(第1話から第11話までは
ブラック企業からどうやって脱出したかを
書きました)
第1話はこちら
1つ前のお話はこちら
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今回もまたまた年末調整に関するお話です
1つ前の話で
年末調整をして
税金が戻ってくる理由
はおわかりになったと思います

今回は
年末調整(確定申告)では
どうやって税金を計算しているかを
簡単にお話します
計算の仕方がわかれば
どうすれば税金が安くなるかも
わかってきます

副業などの事業をしている場合
1年間の収入から経費を引いて
所得(利益)を出します
ところが給与の場合は
実際にかかった経費を引く
ということはありません

何が経費で何が経費で無いかを
決めるのも大変だし

サラリーマンやOLに
わかってもらうのはもっと大変

実際にかかった経費を認めたら
会社でまとめて年末調整するのは
作業的に無理です

各自で確定申告してください
ということになりますが
そうすると税務署がパンクします

そこでどうしたかというと・・・
給与にかかる経費を
決めてしまいました

計算式で収入から経費を
算出するようにしました
収入金額によって変わりますが
年収500万円であれば
経費は収入金額の約20%です
給与の収入から決められた経費を
引くと
所得(利益)が計算されます
その所得(利益)から
更に経費のように引いてくれる
ものがあります

(所得控除と呼ばれています)
それが年末調整のときに
会社に提出する書類に書く項目です
奥さんの収入がいくらだとか
子どもが何人いるかとか
保険料がいくらとか
書きますよね

奥さんが専業主婦であれば
38万円控除されます
子どもがいれば人数分控除されます
(「人生ゲーム」のようです)
生命保険などに入っていれば
年間保険料によって計算された額が
控除されます
これらの所得控除を引いて計算された
所得(利益)に税率が掛けられます
そして
税金が算出されます
計算された税金と
毎月給与から引かれた税金を比べて
多く引かれている分が戻ってきます

以上のような方法で
税金が計算されます
税金を安くしようと思ったら
経費の部分は自動計算なので
どうにもなりません

所得控除の控除項目を
増やすしかありません
子どもが増えれば控除額も増えます

両親が働いていなければ
扶養に入れれば控除額が増えます

同居じゃなくても
控除してもらえる可能性があります
iDeCoの掛金も全額
所得控除になります
所得控除になれば税金が安くなります
10月ごろに送られてくる
保険の控除証明書等は無くさないよう
保管しておきましょう

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以前のわたしは
いろいろな事に気をまわして
準備するタイプでした
最近になって
何事にも『まあいいか』
と思えるようになって
楽になりました
次回でそんなことを
お話します