休みをもらった金曜日シャッターに間に合うか間に合わないかギリで向かう。スマホ見ながら歩いているおっさんを抜かして残席2、最後の席はそのおっさん。
その後も並ぶ並ぶ危ない危ない。
10名座れるカウンター、四、二、四と作って行きますのでもちろん最後のセット。
茹で時間が長いので待ち時間もそれなりだがファーストロットに入れただけでラッキーだろう。
久しぶりなのだが本当に大阪では唯一無二の新潟燕三条ラーメン。簡単に定義的なモノを説明するなら煮干しと動物系を合わせ背脂にゴワゴワとツルツルが同居した太い麺。
背脂の油膜を抜けると煮干しの香り。
チャーシューも美味しくメンマが入手困難と採用された柚子仕立てのタケノコももうこちらのオリジナルとして役割を果たしている。
麺は加水加減が微妙でニセ二郎のようなモゴモゴした口当たりではなく啜るコトも出来るのが楽しい。
山椒っぽい雰囲気が香り少し四川的な趣きも感じる。
ネギも切り方により存在感が明確。
どの具材一つとっても考え尽くされた完成度であり店主の想いが丼一杯に詰まったお料理です。
大阪でもカドヤさんや◯丈さんなど常時並んでいるお店はあるが行列の進行が一番遅いのはこちらではなかろうか。昼前から3時までと言う営業時間の短さも行列に拍車をかけるのだと思う。晩にラーメンを食さない僕にすればとんだとばっちり。
宇野辺の名店も昼だけ+平日のみですものね。
新しい業態なのかもしれません。