梅雨の中休み、昼近くになって青空が広がったところで太陽観望・撮影を楽しみました。
真上からの日光が肌を刺し、じっくり観望することはできない蒸し暑さだったので、早々に撮影して撤収しました。
１週間ぶりの太陽は、小規模なプロミネンスが極方向も含めて全体的に数多く見られました。
眼視では１か所明るいフレアが目立っていたのですが、撮影した画像には記録できなかったようです。
露出時間は、今回もスローシャッターです。
薄雲も多い状況でしたので、やはり大気の水蒸気量の影響でしょう。
6月29日の太陽（Hα光による拡大撮影）
2024年6月29日11：08 コロナドPST（口径40㎜:f10） Celestron8-24㎜（12㎜）zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ＩＳＯ800 1/8秒 11mm（35㎜換算50ｍｍ）f3.5 固定撮影（スコープテック・アトラス用経緯台） Microsoft フォトで調整・トリミング
同じ撮影画像の調整バランスを変えた6月29日の太陽
PSTの透過光幅を調整し撮影した「黒点」
2024年6月29日11：12 コロナドPST（口径40㎜:f10） Celestron8-24㎜（12㎜）zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ＩＳＯ800 1/13秒 11mm（35㎜換算50ｍｍ）f3.5 固定撮影（スコープテック・アトラス用経緯台） Microsoft フォトで調整・トリミング
多くの黒点が連なり、行列をなしているような見事な様子を捉えることができました。
この後、空はまた曇ってしまい、明日からは梅雨空が続くようですので、今日の太陽観望・撮影は貴重なものとなりました。