6日ぶりの太陽観望です。
本日は大気が不安定で発達した雲が空を覆い、観望も難しい状況でした。
小一時間ラジオを聴きながらベランダで待機し、雲間からの太陽を何とか捉えることできました。
雲間の薄雲は避けられず、カメラレンズの焦点距離を短くし、露出時間も多少長くしました。
コントラストは低下していますが、太陽面の活発な活動域などを捉えられており、天候の割には思った以上の画像が得られたような気がします。
薄雲があるとどうしてピントが掴みづらくボケてしまうことが多いのですが、今回は許容範囲だったと思われます。
画像調整も短時間で安定的になってきました。
6月7日の太陽(Hα光による拡大撮影)
2024年6月7日9:47 コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO800 1/10秒 10mm(35㎜換算46mm)f3.5 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台) Microsoft フォトで調整・トリミング
同じ撮影画像の調整バランスを変えた6月7日の太陽
PSTの透過光幅を調整し撮影した「黒点」
2024年6月7日9:48コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO800 1/20秒 10mm(35㎜換算46mm)f3.5 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台)
黒点も数多く出現している様子が捉えられました。
太陽観望・撮影は、ダイナミックな変化があり、時として想像を超えることもあって楽しいものです。
薄雲越しでも撮影中は真夏のような陽射しで、久々に観望中に汗をかきました。
来週は西日本も梅雨に入るかもしれません。