本日は、午前中にベランダの物干し台が風で倒れるほど西からの風が強い日でした。
そんな中、雲間の太陽を狙ってみたのですが、撮影する間もなく空が急速に暗くなり、雨雲がやってきました。
雨も上がり、昼過ぎになったところで青空が広がり始めたので、太陽観望・撮影を楽しみました。
際立つプロミネンスや大規模な黒点・フレア現象などは見られませんでしたが、太陽面の広い範囲に活発な活動域がみられました。
小規模なフレア現象や羊斑、ダークフィラメントなどが多数見られ、スクランブルエッグのように太陽面がぐちゃぐちゃ状態だと感じました。
2025年が11年周期の太陽活動のピークと言われているようですので、しばらくは観望や撮影には大きな変化を目撃・記録することができるエキサイティングな期間が続くのだと思います。
地球温暖化や異常気象などと相乗効果で、様々な災害が増加しないことを望みます。
太陽活動の周期が木材の年輪に刻まれ記録されることはよく知られていますが、太陽活動は少なからず地球の環境、動植物に影響を与えるのは間違いないことでしょう。
5月16日の太陽(Hα光による拡大撮影)
2024年5月16日13:54 コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO800 1/13秒 10mm(35㎜換算46mm)f3.5 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台) Microsoft フォトで調整・トリミング
同じ撮影画像の調整バランスを変えた5月16日の太陽
PSTの透過光幅を調整し撮影した「黒点」
2024年5月16日13:56 コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO800 1/25秒 10mm(35㎜換算46mm)f3.5 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台)
肉眼で見えるような大規模な黒点群は見られませんでしたが、4cmの小口径望遠鏡でもかなりの黒点数があることを確認することができました。
今晩晴れればBORG45EDⅡにクローズアップレンズNo.5を装着し、レデューサーとして機能するかテストしたいと思っています。
風が強いのでうまくいくかわかりませんが、楽しみです。