5月9日~11日の太陽 拡大画像 | 星空の歳時記

星空の歳時記

ゆるく・緩くをモットーに、日々移ろう星空などを私流に楽しみたいと思います。

本日は天気予報通りに曇りで、昼近くになって雨が降り出し、夜間には本降りになるようです。

 

太陽も星も本日は見えないので、5月9日から11日に撮影した太陽の拡大画像を楽しみたいと思います。

 

 

5月9日の太陽(Hα光による拡大撮影)

2024年5月9日17:46 コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO800 1/2秒 26mm(35㎜換算120mm)f5.7 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台) Microsoft フォトで調整・トリミング

 

 

同じ撮影画像の調整バランスを変えた5月9日の太陽

 

5月9日は、隣家の屋根に隠れる寸前の太陽を観望し、大規模なプロミネンスや黒点群、フレア現象を思いがけず目撃することができました。

諦めずに望遠鏡を向けたご褒美をもらうことができました。

 

黒点群に発生したフレアも規模が大きく見事でしたが、太陽縁辺に見られるフレアは太陽面とのコントラストや角度的に真横に近い方向から見ることになり、立体的でもあり特に印象深い眺めとなりました。

 

 

5月10日の太陽(Hα光による拡大撮影)

2024年5月10日9:06 コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO800 1/3秒 26mm(35㎜換算120mm)f5.7 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台) Microsoft フォトで調整・トリミング

 

 

同じ撮影画像の調整バランスを変えた5月10日の太陽

 

5月10日は、午前中早い時間、前日に目撃できた太陽面活動の様子を伺ったところ、引き続き活発な活動状況にあり、巨大な黒点群やプロミネンス、フレア現象が発生していることを確認することができました。

 

夜のNHKニュースで、短時間ですが太陽フレア現象に伴う、磁気嵐が生じる可能性が高いことが報じられていました。

 

 

PSTの透過光幅を調整し撮影した「黒点の拡大撮影画像」

2024年5月10日9:02 コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO800 1/20秒 26mm(35㎜換算120mm)f5.7 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台) 

 

 

5月11日の太陽(Hα光による・既掲載画像を拡大トリミング)

2024年5月11日9:59 コロナドPST(口径40㎜:f10) Celestron8-24㎜(12㎜)zoomアイピースによるコリメート canon PowerShot S120 ISO800 1/13秒 11mm(35㎜換算50mm)f3.5 固定撮影(スコープテック・アトラス用経緯台) Microsoft フォトで調整・拡大トリミング

 

5月11日は、プロミネンスがアーチ状に変形し光も薄れているのを観望することができました。

同日は拡大撮影は行わなかったため、既掲載の画像から拡大トリミングしたものを掲載しました。

大きなアーチが印象的です。

 

5月12日午前中の各局のテレビニュースで、昨夜北海道や能登半島、東北などでも低緯度オーロラが観測されたことを報じていました。

 

この連休中は、BORG45EDⅡに取り付けるレデューサーをクローズアップレンズで代用するための実験を行いました。

No.2~4までのクローズアップレンズの試写ができました。

No.5は残念ながら雲で撮影が出来ず、次回へ持ち越しです。

 

これまでのところでは、No.3が最もよいようにみえます。

No.5まで終了したところで、結果を記録しておきたいと思います。

 

純正の製品は高価なので代用品でなんとなればと思うところです。

実用に耐えるものであることを期待したいと思います。