美しく神秘的な宇宙:BORG71flによる 球状星団 M3 | 星空の歳時記

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ゆるく・緩くをモットーに、日々移ろう星空などを私流に楽しみたいと思います。

4月27日は日没後まで一日曇っていたのですが、薄明が終わる頃には星空が広がってきました。

 

月が出る前に双眼鏡で眺められるM44や二重星を雲間から眺めていたのですが、用事を済ませた後に再度夜空を眺めると雲もほぼ消えていたので、Borg71flを急遽セッティングし久々の星空撮影を楽しむことができました。

 

機材の準備ができたころには既に月も昇っていて露出も少なめですが、不慣れな画像調整を行ったものを掲載したいと思います。

 

前回のテストでは、ノイズが酷いことが分かったので、今回はダーク減算を試すことで一歩前進できた気がします。

 

 M3(りょうけん座 球状星団)

4月28日0:21 EOSx5i(フィルター除去改造) ISO1600 60秒×7枚 Borg71FL×0.78マルチレデューサー(312mmf4.4) 光害カットフィルター(IDAS LPS-V4)ノータッチガイド ステライメージ7 ダーク減算(トリミングなし)

 

https://stat.ameba.jp/user_images/20240429/21/amebasunflower33/e9/70/j/o5196345815432210752.jpg

※画像拡大は新しいタブを開き、上記をURL(Webサイト名)欄に直接コピペして表示してください。

 

 M3 中央トリミング画像

 

なんとなく全体に暗い画像になりましたが、遥か彼方から旅してきた星の光を捉えた喜びを感じます。

 

たくさんの微光星が凝縮して丸くかたまったような姿は、魅惑的で美しい。

 

つくづく宇宙は美しく神秘的というよりありません。

 

M3の明るさは 6.9等、視直径 10′、地球からの距離は 33,900光年だそうです。