胆嚢癌の病理検査結果 | ☆胆嚢癌ステージⅡの術後経過と日々の雑記帳☆✩

☆胆嚢癌ステージⅡの術後経過と日々の雑記帳☆✩

2021年9月
エコー検査で胆嚢腫瘍が見つかり、更に非拡張型膵胆管合流異常症も見つかりました
悪性の疑いで開腹手術
拡大胆嚢摘出術をした結果
胆嚢癌ステージⅡ

リンパ節に転移はなく、膵胆管合流異常はそのままで今後5年間はCT検査で経過観察になりました

今年最初のブログです


昨年は皆様にはご心配のコメントや励ましのお言葉をいただき、今日まで前向きに頑張れた事に感謝申し上げます


本年も宜しくお願いいたします


年末はバタバタとあっと言う間に時間が過ぎて、気付けば新年を迎えていました


年明け早々、

※元旦の深夜にみぞおちから腹部にかけての強い痛み


※眼球の奥の痛み


※痛み止めの副作用の胃のムカつき、吐き気


年明けに

病理診断が分かるので、これも精神的なもの?


痛み止めは切開傷にはあまり効き目は感じなくなり、むしろ胃の不快感が1日続くので、4日くらい前から飲まないようにしたら、胃の不快感が全くなくなり、食欲も戻りました


切開傷に関しては触るとまだ硬いし、肌着が擦れて痛いのか、まだ引攣れ感はあります


そんな経過の中、

昨日のあの雪の日が年明け最初の外来で、病理診断結果も分かりました


結論からお話しますと


やはり腫瘍は悪性、

胆嚢癌

ステージⅡ

でした


胆嚢内は

内側から

粘膜→筋層→漿膜下層→漿膜

になっているらしく


癌の浸潤場所によってステージが変わるらしいのですが、

私の場合、3段目の漿膜下層

まで癌細胞の浸潤があり、その様な病理診断になりました


今までやってきた色々な術前検査では、肝臓までの浸潤は無いとは言われていましたが、

昨日の診察の時に摘出した胆嚢を切り開いた写真を見せていただき、びっくりしたのは

胆嚢内表面の8割くらいが変色して少し盛り上がっていて、

こんなに広範囲に癌が拡がっていた事にショックと驚きで、

こんなになっていても自覚症状がないなんて、本当に胆嚢癌の怖さを思い知らされました


ただ、こんな状態でも7個採ったリンパ節には転移がないって分かり、今後3年は3ヶ月ごとに造影CT、血液検査で経過観察、後の2年は半年ごとの経過観察になります


私のフォローさんやフォローさせていただいている方にはリンパ節転移で抗がん剤、放射線療法をされていらっしゃる方もいる中で、私にはリンパ節転移がなかったからと手放しで喜ぶのも不謹慎ですし、

ステージⅡとなれば予後も安心はなく、

昨日の診察でも、「今後もしっかり経過観察は大事で、今回転移はなくても、癌があった以上、血液の中に癌細胞が無いとは言えないので、今後何かあった時は転移でなく再発になります…」

と、はっきり言われました


しかし、今は先の心配より、

まだ術後の回復期で、今の体調を心配する方が先で、

思えば、去年の9月にかかりつけ医の迅速な判断でエコー検査をしていただき、

更に、年末の手術予定を3週間早めてくださった執刀医に本当に今は感謝しかありません


今日はこの後、

かかりつけ医のところに新年のご挨拶と、病理診断の報告に行き、元気になった姿を見せに行って来ます