画像: オランミュール公式サイトより
すでに販売されているセルフダーマペン機器
MyMが販売終了。ドクターペンも販売終了の方向か、品薄になっています。
これまでの2大
セルフダーマペン機種
⬇︎
①ビギナー向けの「MyM」
12針、36針、ナノ針、その他の種類の針カートリッジがある。本体はプラ、針部分はステンレス合金。針の回転速度がクリニックのものより遅いため、初心者でも細かい動きに対応しやすい。針カートリッジの作りはやや雑。
②長く使いたい方やダウンタイムを短くしたい方向けの最上位機種「ドクターペンM8」
最も理想的な施術ができる16針、また36針、ナノ針、その他の種類の針カートリッジがある。本体はアルミ、針部分はステンレス合金。針の回転速度はクリニックのダーマペンより早く、針の細さもクリニックのものより細いため、ダウンタイムの軽減が可能。針カートリッジの作りが繊細で素晴らしい。私はMyMも購入しているけれど、こちらを愛用中。
オランミュールの優れた点は？
オランミュール公式から発売されている新機種ですが、こちらのダーマペン機器の名前がないため、「オランミュール」と呼ばせていただきます
オランミュールの印象としては、
「デザインがオシャレ」
過去のダーマペン機器に比べて、
何か新しい機能があるというわけではありません。
オランミュール公式さんの説明で、
注意点や説明不足かも？と思えるところを
付け足しておきますね
オランミュールの針の種類
- 針ではなく痛みの伴わないピラミッド型のトゲ状のナノ針
- 針ではなく、ナイフ型の刃物が36個付いた36針
- 12針の販売も始まりました！
さらに、これまで調べて分かった
専門家による解釈をつけておきます
ナノ針、36針の使い方の解釈
画像はオランミュール公式のもの。
海外専門家による、
針の使い方の解釈は以下です。
- ナノ針は通常スキンケアの美容液の高浸透を狙うもの
ナノ針については、以下の投稿が参考になるかもしれません。
- 36針は、海外ダーマペン専門家の情報では主に体用で広範囲の厚めの皮膚を浅く傷つけるためのもの
36針はナイフ状のため、お肌には刺さります。
ただし、刃物の本数が多いため、通常の針を使ったダーマペンほどはお肌に刺さりません。
この針カートリッジでクレーター治療を行うのは難しいものがあります。
クレーター施術をするなら、16針などの本数の少ない針を使い、針の長さは2.0mm以上が必要となります。
ただし、本家ダーマペンワールド社はセルフダーマペンでこれを実施することは、危険を伴うため推奨していません。
オランミュールの針カートリッジで使える針の長さは、0.2〜2.0mmとなっていますが、ダーマペンワールド社指標でホームケア用セルフダーマペンで使える安全な針の長さはあくまでもお顔: 1.0mmまで体: 1.5mmまでとなっています。
その他の注意
大手外科医・皮膚科？
何回でも使える？
大手外科医・皮膚科が使っているスタンダードなダーマペンの針の形式は、こちらのナノ針でも36針でもなく、
上の二大セルフダーマペン機器の12針や16針の方に近いです。
肌再生効果を求める方は、12針をご購入ください。
さらに、「何回でも使える」という文言には注意が必要です。
針カートリッジは、クリニックでの施術と同様に、衛生面に注意しなくてはいけないため、一つの針の使い回し(繰り返し使うこと)はできません。
消毒なし？
薬剤(潤滑剤)なし？
上は、オランミュール公式によるダーマペン施術の説明です。
ここには、特に36針を使う時の手肌用消毒剤(エタノール)使用について書かれていません。
セルフダーマペンで意図的にお肌を傷つける施術前には、消毒は必要です。
「消毒の必要のない施術＝
お肌にはほとんど針は刺さらない施術のはず」
であり、それならニキビ跡にもクレーター治療にも到底効果は期待できないはずです。
※そもそも36針はお肌には軽く刺さりますが、ナイフ状のため浅く切り込まれる形になります。そのため、皮膚の厚い体用となっています。
さらに、施術中に使う潤滑剤(薬剤)の記述がありません。
潤滑剤なしで施術すると、滑りが悪く、傷が残ったり、施術にムラが出たりします。
やはり、薬剤の使用をおすすめします。
12針や36針はお肌に刺さる形になるため、防腐剤や保存料を含む「一般スキンケア用の美容液を使うこと」は避けてください。
プロのドクターが使用している薬剤で、市販のものがありますので、そちらをご利用ください。
これは絶対ダメ！
拡大すると？
「カートリッジは使い捨てですが、洗浄とアルコール消毒除菌スプレーをしていただくことで、2-3回使用可能です。※浸け置きではなくスプレー式をお使いください。到底の高濃度アルコール75%除菌スプレーとセットで併用されることをオススメいたします。」
と書かれていますが、
ツッコミどころがあります
まず、お肌を傷つけた針は一度使ったら絶対に廃棄しなければなりません。
消毒して使うのは、少し昔の「ダーマローラー」使用時の考え方です。
針カートリッジが使えるダーマペンが登場したのは、「針は一回使い捨て」によって手軽さと衛生面が確立されるという意味もありました。
ドクターペンの海外向けガイドでは、
以下のようになっています。
⬇︎
針カートリッジの互換性は？
他社の針カートリッジは、こちらのダーマペン本体に接続できないとのこと。
今のところ、オランミュールを取り扱っているのは一店舗のみ確認しています。
そのため、互換性に問題がありそうです。
ということで…
これからセルフダーマペンを始めたいという方。
以前の2大機種の在庫は市場からなくなりつつありますので、今後は新商品であるオランミュールのご購入をオススメします！
ブログの紹介自分用メモ兼、同じ悩みでがんばる方への情報。
2022年後半から肌質改善ペースアップ
何が良かったのか見極め中。
アリーのプロフィール
1. セルフダーマペンに必要なもの
2. セルフダーマペンのやり方【完全版】
初回購入セット(1クール/5回分に備える)2大機種に代わり購入可能な唯一の機種。別売りの針カートリッジは、ナノ針/12針/36針が選べる。本体セットにはナノ針/36針が付属。
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