ねぇねぇおしえて
近頃の、
息子の口ぐせである。
突然、ただそれだけを言うので、
何を教えたらいいのかわからないのだけど、
きっと何かお話ししたいのかなぁと思って、
そのときに思いついた話をしている。
「キリンさんは牛さんの仲間なんだよ。
」(←確証ないです…受け売り💦)
「川は海に行って海は空に行って雨や雪になってまた川になって海にいくんだよ。」
いつもそんな話で精一杯(^^;;
息子の反応も薄く、
こういうことじゃないのか…?
としっくりこないまま(^^;;
今日わたしは、
とてもショックなことがあり、
しばらく手も声も内臓も震えているのが自分でもわかり、
冷静ではなく、
気持ちの切り替えができる間なく息子を保育園へ迎えに行き、
まっすぐに帰る気にはなれないで公園で息子と散歩をしてから帰路についたのでした。
つい無言で真顔になってしまうわたしに、
「ちゃーちゃん…
ねぇおしえて」
うん…、えっと〜…
ん…?あれ…? そっかぁ…!
もしかして、
“ちゃーちゃん、ねぇおしえて、どうしたの?”
だったのか…と思ったのでした。
今まで気づかなかった…
不本意なこと、
理不尽なこと、
悲しいこともあるけれど、
でも、やっぱりこの地球は、
誰かの思いやりと優しさの方が遥かに多いなって実感してます。
今日、
ショックな出来事はひとつでした。
でも、受けた優しさは…、
たぶん30,40…、
もっとかもしれない。
ショックな出来事に、
心も頭も体もいっぱいになってしまいそうだけど、
でも、顔を上げれば差し伸べてくれている手の数の多さに気づきます。
そしてわたしだってあなただって、
人はやっぱりみんな優しい生きものなんだと…。
さびしかったり疲れすぎたり、
バランスがおかしくなっちゃう時があるだけで、
本来は優しい。
それを実感するための今日の出来事だったのかなって、
今思ってます。
ま、でも、優しい…を勘違いしないようにもしようと思います^_^