「生活に余裕がないから結婚できない」
「結婚できないんじゃなくて、しない」
そんな2タイプの人が私の周りにも結構います。
前者は社会が悪いというか、若者にお金が回らない構造に問題があるのでしょう。
後者は結婚にメリットを感じない人が多く、また社会全体がそんな感じだから、昔みたいに世間体もあまり気にしなくなっています。
女性も男と変わらず働くようになったし、自由にやりたいことをやる人も増えた。
社会全体に人生の自由度が増したのは確かです。
発展途上国は人口が増え、先進国は少子化になるという傾向は、日本に限ったことではありません。
しかしこのまま行くと国力が衰退するのは間違いなく、少子化が改善されなければ日本は衰退するか、対応として先々移民をどんどん受け入れる方向に恐らくなるのでしょう。
個人で自由に生きる。悪いことじゃないと思いますけど、そういう思想の人って老いてからの想像が欠落している人が多い気がします。
国でも会社でも投資でも人生でも。今が良ければ的な計画性のない考え方は、必ずいつか破綻する日がきます。計画的に自由に生きてる人は良いと思うんですけどね。
別に結婚しようがしまいが、私はどっちも否定しません。
ただ結婚のメリットは、年数を経てから結婚していない人との大きな違いとして現れてくるものだという認識です。
誰でも歳を取りますから。
このシリーズの次回は出産について触れていきます。