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世の中をなんとなく考察

世の中のキャッチーな言葉に囚われてはならない。
いつも根本にあるのは、人間の本能からくる欲求、それを起こす心の動き。
世界は誰かが良いと思うことの集まりで出来ている。
が、誰にとっても良いわけではない

 

 

民主主義の建前を履かせるために、あるものを見せ、あるものを見せない。

今も占領政策が生きていることは事実。

がそれは、日本が引き継いで行っていて自分の国に都合がいいように、そして支配しやすいように利用しているだけ。

支配というと聞こえが悪いが国という数だけソレがあり法律や憲法、世論を、権力を駆使して国内の治安を保ち国力を上げていく為に純に使われており特段悪いことを行っているわけではない。

 

まあその陰でろくでもないやつもいるかもしれないが、そんな小物の話はさておいて。

 

 

そしてそのレジームは、日本の国益を損なわないことを前提として利用されている。

日本が周辺の争いから一歩引けること

経済活動に専念できること

国内が豊かになるまでそのスタンスで発展させてきた。

 

そのためには自分の国を切り売りしているようなことをすることも厭わず

国体の護持という建前から始まり、今に至っている

 

紆余曲折、波乱万丈ありながらなんとかやってきている。

そして今、少しづつではあるがその洗脳が解けかけているように思う

他国に自分の国を開き

産業

観光

労働

混乱

難民

移民

土地

文化

イデオロギー

スポーツ

教育

マスメディア

金銭

留学

等々を通して人々を呼び寄せて何十年単位で時間を掛けて秩序を世界の在り方を変えて行こうとしている。

それはある人に対しては都合よく

それはある人に対しては都合が悪く

望む望まないにかかわらず

日本という国が故に大陸国家とは比べるべくもないがゆっくりのスピードで変わっていく。

そこにだって島国だっていう地政学的状況を正しく利用し、他者に無理して合わせることなく。

 

 

戦後レジームとの脱却なんていう洗脳から解き放とうと、界隈で言われている。

そのレジームのせいで日本は開花できない、アメリカがいつまでも日本に根を張り続けているからだ

なんてことも陰謀論的に語られているが、、、、

 

それでも立ち止まってよく考えてほしい。

それは戦後レジームのせいなのか???

アメリカが日本という国に首をもたげているからなのか???

その支配がアメリカという自分たちとは違う民族の為、余計と支配に抵抗を持って妄想を膨らましてしまっていることに気づいていないのか??

 

頭に誰が居るかの違いで、同じ日本人なら気にならなかったのかもしれないけれど、本来2600余年支配されていたことをこの人たちはそもそも忘れてしまったのだろうか??

 

戦後レジームを脱却するのに必要なことは、イデオロギーとセットの政治、政治家を攻撃することでは無く。

政治の外にこそ訴えるべきなのではないかと思う。

 

今の政治家だって様々なしがらみの中で生きてきた1国民に過ぎない

彼ら だけで 世の中をよくすることなどは出来やしないのだから。

 

 

それを必死に一つづつ拾い上げることしかしていないし

自分たちが一つの仕事をやり続けるように、愚直にそれをすることしか彼らにできることはない

それが、誰かの利益になり、誰かの不利益になっているという結果、結果論が有るだけ。

世の中から上がってくる声が不安ばかりであれば、彼らも不安になることが理解できないのだろうか??

 

 

応援している人たちばかりの中で虚飾の王になっていないだろうか

それを失う事を過度に恐れていないだろうか。

 

一人一人が思い描くマイノリティは何時だって人一人の価値観や心の中から始まる。

それをまとめ上げるには、満場一致の議論の中では間違いなく完成されることは無い。

 

 

この話が正しいか間違っているかも分からない。

国家の歩みから考えてみれば、鼻くそのような話題かもしれないし、現実から乖離しているかもしれない。

 

だけども、そのイデオロギーだって国を体現するために必要な概念的なものに違いはなく

人々の中で優先順位が低いだけで大切な1要素だと思う。

 

その考え方を限られた少ない人たちの中で育てられ、偏った形で世に出ればそれは、

概念

世論

ではなくルールという縛りという中で運用されてしまいどんどん世の中が不自由になってしまう。そうなってしまえばルールを隠れ蓑にした思想に隷属してしまう。

 

すべてを肯定していけとは言わない、すべてが気に入れとは言わない

だけれども、自分たちが少しでも思い描く国にすることに対して思いを緩く共有していくことは大切だし、

それを忘れてしまった国は

 

政治家ではなく政治屋を

国民ではなく奴隷を

情緒ではなく利益を

夢ではなく儚さを

信頼ではなく猜疑を

和ではなく上下を

 

豊かさの代わりに犠牲にしてしてしまうものは、いつだって目に見えないもの

 

 

 

 

倭の国のまほろばたなづく青垣山籠れる倭し麗し

 

 

これが苦しさの中だけで思い起こされる郷愁だけでなく

人々の中で常に生き続けることを、、、。