音のない時間=休符
休符があるところでは「音を鳴らさない」
それって園児ちゃんにとっては実は難しいこと。
「音のない空間をつくる」
「待つ」
「お休み」
「うん」
いろんな言い方があります
3歳のNちゃんには
リトミックをしたり
一緒に歌いながら自由に音を鳴らしたり
タン タン タン うん とリズム打ちしたり
楽譜の歌詞で歌ったりしながら
少しずつ「音のない空間」にも慣れてもらっています
そして最近
楽譜を見て4分休符のところを
1拍分休めるようになってきました
私が楽譜で指をさしたところを見ながら
テンポに合わせてピアノを弾いたり休んだり
ちっちゃな手がまた可愛い
これってすごいこと
幼児期は「音のない時間」を感じることが難しいんです
理由は
以下が考えられると思っています
自制心が発達途中
幼児期は、脳の前頭前皮質(自制心や計画、集中力を司る部分)がまだ発達途中なので、自分の衝動を抑えたり、待つことが難しい。
リズム感の発達途中
小さい子どもはリズム感やテンポを安定して保つことが難しい。
休符は音がない部分なので、音楽の流れが一瞬止まるように感じられ、自然に続けて弾いてしまうことがある。
リズム感がまだ十分に身についていないため、休符のタイミングで待つ感覚をつかむのが難しい。
音が出ないと不安になる
休符は音がない部分なので、子どもにとっては「音楽が止まった」という不安を感じやすく、すぐに音を出してしまいたくなることがある。
音が出ていない時間を不自然に感じ、次の音を早く弾きたくなる。
時間の概念が未発達
小さな子どもにとって「時間」の概念はまだ十分に理解できていません。
「待つ」ということが、どれくらいの時間なのか具体的に感じ取るのが難しいため、待つこと自体がストレスになることが多い。
興奮しやすさ
小さい子どもは、新しいことや興味深いことに敏感で、興奮しやすくなります。
音をならす。ということが楽しくて、止まったり待ったりするのが難しくなる。
音が出ないと不安になる
休符は音がない部分なので、子どもにとっては「音楽が止まった」という不安を感じやすく、すぐに音を出してしまいたくなることがある。
音が出ていない時間を不自然に感じ、次の音を早く弾きたくなる。
などなど
もちろん個人差はあります
それが個性
「こんな可能性があるんだな」と
分かりながら、その子その子を見ながら
アプローチしたり見守ったりするレッスン
その積み重ねで
見えないコップに水がたまっていき
ある日突然
「出来た!」「出来る!」が溢れ出てくる
その瞬間はめちゃくちゃ嬉しい
Nちゃんは今「文字」に興味があります。
今まで「ドレミファソラシ」を
「ドーナツ」「レモン🍋」などと
手書きで絵を描いたものをピアノレッスンでは使っていたのですが
前回はなんと
カタカナでドレミを並べていてビックリ
「え?いつの間に」と
お母さまもとっても驚いてらっしゃいました
蓄積する時期と溢れる瞬間
それを繰り返しながら
ピアノを楽しんでいこうね
生徒さんたちの笑顔が私の原動力
水谷紘子ピアノ教室は
弾く前も弾いたあとも楽しいピアノ教室
楽しみながら「弾けた」「出来るようになった」を積み重ねていく。
だから自信がつきます
一緒にピアノを楽しみましょう
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ピアノこころのほけんしつ 特集
2022年12月13日(火)
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2023年8月21日(月)
BS11 『サスティナブルの羅針盤』
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