今回は調号
（ト長調でファが出てくると、書いていなくても全部♯をつけて弾く等）
の話ではなく
臨時記号
（その場その場で臨時的に出てくる♯や♭）
の話です
音楽記号の
♯（シャープ）、♭（フラット）
聞いたことがある人も多いかと思います
♯は半音上げる
♭は半音下げる
なのですが
♯や♭が音符の横のついていなくても
♯や♭をつけて弾く場合があります
つまり
見た目は普通の音符なのに
♯や♭をつけて演奏しないといけない
場合があるんです。
「なんで
」
それは
同じ小節内の同じ音だと
前の音に♯や♭がついていると
その後に出てくる同じ音は
何も書いていなくても
♯や♭をつけて演奏しないといけない。
というきまりがあるからなんです
詳しく説明していきますね
考え方は同じなので
♯に絞って説明していきます。
例えば下の楽譜
赤○印の音は
表示通り♯をつけて弾きます。
この楽譜の場合はファの♯です。
では、ピンク○印の音はどうでしょう
普通に読むと
「ファの音」になります。
でも先程の
同じ音が、同じ小節内で出ていた時は
前の音に♯がついていれば
あとの音にも♯がつく。
というきまりがあるので
ピンク○印の音も
ファに♯をつけて弾きます
同じ理由で
そのあとにある、2つ目の
ピンク○丸印の音も
♯をつけて弾くんです
つまり
ピンク○印の音は２つとも
♯をつけて弾く
ここで気をつけてほしいことが３つ
１つ目
同じ高さの同じ音限定
水色○印の音を見てください
これも実は「ファ」の音。
だから♯をつけたくなる。
でも思い出してください
私は冒頭から「同じ音」と伝えています。
これは
同じ高さの同じ音ということ。
つまり
同じ鍵盤の場所を弾く音のことです。
ですから
水色○印の音は
「違う高さの同じ音」なので
♯はつけず
普通のファの音を弾きます
２つ目
♯がついている音よりあとに出てくる音のみ有効
青〇印の音は
赤○印の音より前にあります。
（ピアノは左から右に音符を読んでいきます）
なので、青○印も
普通のファの音を弾きます
３つ目
同じ小節限定なので、次の小節に進むと無効
※小節とは、縦棒線に区切られたそれぞれの部屋のこと。
次の小節に進むと
たとえ
同じ高さの同じ音が出てきたとしても
前の小節の♯は無効。
次の部屋に弾き進めると
全てがリセットされます
ですから
黄緑○印の音も
普通のファの音を弾きます
このきまりは♯も♭も同じです
まとめ
♯や♭が有効になり
書いていなくても
♯や♭をつけて演奏するのは
この３つを覚えて
迷うことなく
間違えることなく
ピアノを演奏していきましょう
このきまりのことは
何度でも伝えていきまよ
♯、♭に関しては
以下の２つの記事も書いていますので
ぜひ参考にお読みください
生徒さんたちの笑顔が私の原動力
水谷紘子ピアノ教室は
弾く前も弾いたあとも楽しいピアノ教室
楽しみながら「弾けた」「出来るようになった」を積み重ねていく。
だから自信がつきます
一緒にピアノを楽しみましょう
お問い合わせはこちらからどうぞ
水谷紘子ピアノ教室紹介動画です
メールでのお問い合わせはこちらから
水谷紘子ピアノ教室は
「ピアノこころのほけんしつ」協賛・登録教室です。
生徒さん1人1人にしっかりと寄り添っています
水谷紘子ピアノ教室は
石川県初！
プレミアムパスポート協賛のピアノ教室
子育て世代も応援しています
メディア実績
2022年4月24日（日）『未来企業（TOKYO-MX)』に出演
ピアノこころのほけんしつ 特集
2022年12月13日（火）
千葉テレビ 『シゴトのコンパス』に出演
シニアのピアノ 特集
2023年8月21日（月）
BS11 『サスティナブルの羅針盤』
子どもたちの未来のためにできること
近日公開
お楽しみに