旅亭 たかの巡り-(全5室源泉かけ流し露天風呂付き客室) | かっちゃんのブログ

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2024年03月20日(水)

 

 

戸倉上山田温泉(とぐらかみやまだおんせん)は、長野県千曲市上山田温泉にある温泉地です。

千曲川左岸の戸倉温泉と千曲川右岸の上山田温泉を総称して信州戸倉上山田温泉と呼ぶそうです。

 

上山田温泉は、豊富な湯量を誇り、源泉100%掛け流し温泉です。
弱アルカリ性単純硫黄泉は、肌に潤いを与え、指の先から体の芯まで温まり硫黄が香る泉質です。

 

今回は、千曲川左岸の上山田温泉の「旅亭たかの」に宿泊してみました。

この旅館は、全室5部屋がすべて源泉かけ流し露天風呂付き客室で、貸切風呂が無料で使用できます。

 

※公式HPのコンセプトから抜粋しました。

温泉街の南側にひっそりと佇む純和風数寄屋造りの風雅な宿。こんこんと湧き出る湯量豊富な天然温泉かけ流しの湯はまさに名湯と呼ぶにふさわしい。さりげなく贅をこらした五つの部屋を日本庭園に心遊ばせ一品一品運ばれてくる懐石料理の美味に舌鼓。

ここは、和の空間を求める大人の指定席。

 

「旅亭たかの」

 

「外観」

道路沿いに沿った一見旅館だと分からないたたずまいです。

 

「入口」

 

「ロビー」

 

「日本庭園」

ロビーから見える庭園は、夜になるとライトアップされます。

 

庭には池があり、それを跨いでいるかのような橋があります。

 

「松の間」

客室は、全て一階にあります。

 

「客室」

 

「寝室」

無理やり詰め込んだベットがありました。

 

畳の上にホットカーペットがありました。

 

 

コーヒーメーカー

 

5室の中でここだけ中庭に面していない部屋でした。

 

1階なので眺望はありませんでした。

 

テレビの横にちっちゃな座布団が掛けられている物があり、恐る恐る開けてみると!

 

この宿の歴史を感じました。

 

「夕食」

この旅館での食事は、個室で食べることになっています。

食事をするため、2階のある部屋へ行きます。

 

 

「お品書き」

弥生の献立

 

・食前酒(梅酒)…中央

・桜豆腐、吉野ふぶき…左

・子持ちの鮎酢炊き、土筆南蛮煮、烏賊手毬寿司、蓮麩蕗味噌焼き、竹の子田楽、いかわらび…奥

 

・お造り(信州サーモン、ブラウンタイガー、)

 

 

・煮物(鯛桜蒸し)…左

・焼き物(サワラ西京焼き)…右

 

・台の物(信州アルプス牛陶板焼き)

 

・温物(茶碗蒸し)

 

・揚げ物(山菜天ぷら)

・食事(長野産こしひかりご飯、なめこ汁、野沢菜)

・水菓子(イチゴババロア)

 

「温泉施設」

・客室露天風呂

御影石造りの湯船

眺望が無いのが残念です。

身体を洗える場所は、仕切りがあり風が入らないので、寒くは無く気が利いています。

 

・露天岩風呂

源泉かけ流しで加温されていないので、長湯はできますが気温が下がると寒いでしょうか。

 

 

露天風呂に行く手前にある内風呂

 

・露天檜風呂

岩風呂より檜風呂の方が、温もり感があり落ち着きます。

 

 

・貸切総檜露天風呂

本館から離れた場所にある独立した建物です。

予約制ですが、空いていれば何度でも入れるのが有難いです。

 

脱衣場

 

半露天型の檜風呂です。

 

 

夕食後の8時頃、もう一度貸切り露天風呂に入りました。

外に出てみると小雪が降っていました。

 

夜の外観を撮影する為、浴衣姿で外へ

 

 

 

昼間とは違った雰囲気の露天風呂

 

 

ここの旅館の脱衣場には、バスタオルや足拭きマットが置いてあり、何回使用しても良いので、

いつも乾いたタオルで身体を拭けるのがとても有難かったです。

 

 

「朝食」

昨日と同じ個室で頂きました。

お品書きは無いので覚えていませんが、卵焼きと鮭は定番です。

 

ご飯以外に、おかゆが出てきたのはちょとした心遣いを感じました。

 

信州みそを香ばしく焼いた「朴葉(ほおば)焼き」を初めて食べました。

ご飯にのせて食べましたが、非常に美味しかったです。

「朴葉」の上で焼いて食べましたが、なぜ?朴葉の上で焼くのか調べてみました。

 

朴葉の上に、自家製のこうじ味噌を乗せて焼いた料理。

ご飯によく合うほか、酒の肴としても最適といわれている。

朴の木は日本全国の山々で見ることができる葉の大きな落葉広葉樹。朴葉には抗菌作用があり、包むと食べ物が日持ちし、良いかおりが移りおいしくなる。
由来は諸説あるが、林業が盛んだった飛騨地域で、山仕事を生業とする杣人(そまびと)たちが、山で朴葉を皿代わりに焼き味噌をしたのが始まりといわれる。

その後一般家庭にも普及し、昭和40年代には土産物としての販売も始まった。

※農林水産省のHPよりお借りしました。

 

 

昨晩からの雪で雪化粧になっていました。

 

動画を作成してみました。

 

 

 

「宿泊した感想」

部屋:全室が5部屋で、その分料金が高いですが、その代わりお客さんが少ないので人と会う事が無かった。

   建物は歴史を感じましたが、トイレは新しく綺麗にされていました。

風呂:アルカリ性単純硫黄温泉で、硫黄の香りがプンプンします。源泉温度が44℃でゆったりと浸かる事ができ、「湯あたり」す   

   ることが無いです。

   ここで、6回も温泉に入りましたが、後半から肌がしっとりと感じる事が出来ました。

接客:スタッフは、御年輩でしたが、不便さを感じる事も無く、満足できました。

また、食事の時間になると、入口に立って出迎えてくれました。

社長が2回も挨拶に来られ、「何かご不満な点は無いですか」と聞かれるほど心使いを感じました。

料理:夕食・朝食共とても美味しく頂きました。信州味噌の朴葉焼きは、病みつきになりそうです。

清潔感:綺麗に管理されています。

 

総合判定:戸倉上山田温泉の源泉かけ流しの温泉は、自分に合っている温泉でしたが、料金が高いので、同じ料金を払うなら、眺望の良い露天風呂や客室に宿泊したいかな?

家族連れや若い人達向けでは無く、ゆっくりと温泉を楽しみたい御年配向けの旅館だと思います。

 

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