2024年01月02日(火)
私は、古民家を改修した宿に興味があり、年末年始の旅で宿泊してみたいと思い、探していました。
「BYAKU Narai」は、かつて中山道を行き交う旅人で栄えた「奈良井宿」(長野県塩尻市)にある宿泊所で、
写真を見た時にすぐに予約をいれました。
その「BYAKU Narai」を紹介したいと思います。
本館の「歳吉屋」は、創業1793年、200年以上の歴史を持つ「杉の森酒造」を前身としています。
その酒造を改修し、全ての部屋で間取りが異なる個性的な客室が魅力です。
屋号の「BYAKU Narai」の「BYAKU」とは何ぞや?という思いでしたが、
ポスターを見てなるほどな!と納得しました。
※HPよりお借りしました。
「宿」という字に隠れている「百」という数字。
百(HYAKU)は重なることで、何百(BYAKU)にもなるはずです。
お客様の人生に美しい物語を重ねていただきたく、百の体験を用意してお待ちしております。
「受付」
カウンターには、「杉の森酒造」から2021年に酒造として出発した「suginomori brewery」より創り出されたお酒が、販売されていました。
制限無しで無料で貰えるドリンク。
私が宿泊したのは、別館「上原屋」の一室。
「上原屋」は、江戶時代に奈良井宿の主産業であった、曲物を作る職人の住居から端を発していて、近年は奈良井宿を訪れる人々をもてなす「豊飯豊衣⺠宿」として栄えていました。
長屋の廊下のような場所に、展示物がありました。
その中に、「上原屋」の設計図が展示されていました。
私が宿泊した部屋「111」(客室3)が一番狭い部屋のようです。
「百十一」
この部屋のコンセプト:圧倒的な天井高の空間
と、いう事でしたが、天井が高くてエアコンが稼働してましたが、非常に寒かったです。
風量・温度をMAXにして3時間ほどで、快適になりました。
ベットはフカフカで寝心地は良かったです。
飲み物は豊富でした。
最初からお湯が張ってありましたが、室内が寒かった!
※写真は、HPよりお借りしました
ロフトがありました。
「ロフトで読書をしたり、自分好みの音楽を聞いたり、秘密基地のような遊び心のあるお部屋です。」
という内容ですが、急階段を荷物を持って上がるのが大変だったので、一度も使用してません。
見よ!この急階段を!
PCを使用するのに、ちっちゃな机しか無く、マウスを動かすのに苦労しました。
夕食を18:00にお願いしたので、本館へ移動。
本館内部
本館からレストランに移動します。
所々で「のれん」がかけてあるのは、本館の各部屋の入り口です。
お食事処
レストラン「嵓(くら)」
「嵓」とは、山稜の下に眠る岩などを意味します。古くから奈良井宿を支えてきた奈良井川の源は、山から流れる水。
そんな自然からの恵みを料理の起点と捉え、「蔵」の呼び名をそのままに「嵓」として引き継いでゆきます。
※HPよりお借りしました。
エントランス
カウンターに案内されました。
メニュー
日本のトップシェフと知られる「傳」の料理長 長谷川在佑氏がメニューを監修し、友森隆司氏を料理長として就任されています。
アルコールのペアリング(3杯)を頼みました。
まずは、スパークリングワイン(長野産)で!
「清香」
ねぎをすり潰したスープ
「暮らし」
肉と松茸が入ったおやき
関西人出身の私は、おやきは馴染みが無く、おまんじゅうは、甘いものだと思ってしまい、どうしても違和感を感じてしまう。
「水明」
マスの刺身
アルコール2杯目
メルロから造ったフレッシュ&フルーティな香り高いロゼ
極辛口だったので、お口に合わず。
「伝承」
鯉をすり潰してあんかけ風にしたもの。
長野県に宿泊すると、ちょくちょく「鯉」が出されます。
「里山」
地元根菜野菜
アルコール3杯目
奈良井の水を使用した地酒
普段日本酒を飲まないので、分かりませんが全般的に辛口と思います。
「嵓シシ」
味付けされたカモ肉。
分厚く柔らかいお肉でしたが、焼いた肉が食いたかった!
「響」
土鍋ご飯と味噌汁とお新香
「MIZU-GASHI」
デザート
続きまして、翌日の朝食です。
昨日と同じ椅子に座りました。
熱いお茶
地元のお母さんが作るお惣菜(5品程度)
後から出された出来立ての「卵焼き」と「鮭」
「山泉」
湧き水を引き込んだ温浴施設ですが、入浴していないので感想はありません。
※HPよりお借りしました。
宿泊した感想ですが、
・季節が違う春か秋に違ったお部屋に宿泊したいですが、全てハイクラスな料金です。
宿泊した百十一は、お勧めしません。
・夕食は、メニューでは分からず、料理が出されるまで楽しめた。
料理や漆の皿が美しく、目でも楽しめました。
朝食は、夕食と比較すると質素で少ないと感じました。
長野県の味付けは、塩辛いのでしょうか?薄味が良かったですが。
・訪れた年始が観光案内所や資料館がお休みだったので、年始は避けた方が良いでしょう。
次は、長野市へGO!