27日水曜日の午前中、洗濯をしながら
『日日是好日』を観ました。
最近家事が苦じゃなく
出来るようになってきた気がします。
少しずつ少しずつ。
楽しく生きる。を応援します
風水薬膳®︎茶師(ティーセラピスト®︎)
長代真樹です。
映画公開時に周りではみんな観に行っていて
とても好評で観たいな〜と思いつつ、
今になりました。
「道」のつくものは奥深そうで
憧れや興味はあるけれど
終わりの見えない怖さ、みたいなものがあって
あまり触れてきませんでした。
10年、20年という大きな時の流れを描くお話。
樹木希林さんがお茶をたてる横顔や佇まいが美しく、
涙が出そうになりました。
風水薬膳®︎と共通する部分がたくさんあるという
評判通り、
素敵な言葉や季節を感じる景色、
季節やお客様に合わせて掛け替えられる掛け軸も
印象的でした。
劇中で気になった台詞たち。
「重いものは軽々と
軽いものは重々しく持ちます。」
まさに陰陽。
そうやって扱うだけで所作が丁寧で綺麗に感じられる不思議。
「お茶はね、まず形なのよ。
はじめに形を作っておいてその容れ物にあとから心が入るものなのね。」
漢方の考え方でも、
まず物質である体があって、
その容れ物に魂(心)が入って人になるという話があるので同じことを言ってるなぁと思いました。
理由も意味も考えず
型を繰り返すことによって自然と体が動くようになり
そこに心がこもっていく。
「なんで?どうして?」
と先生を困らせる多部未華子ちゃんは子供のようで
若さってそういうものなのかも、と思ったりもして。
体から心も整えていこうという
風水薬膳®︎の考え方にも繋がります。
生活習慣病という言葉もあるように、
習慣として無意識にしている行動が
病気も作り出すし、
一日の充実が人生の充実になっていきます。
「雨の日は雨を聴く
五感を使って、全身で、その瞬間を味わう
雪の日には雪を見て
夏には夏の暑さを
冬は身の切れるような寒さを。」
これが"日日是好日"なのだと語られます。
私もずっと雨女で嫌だと思っていたけれど、
雨を受け入れられるようになって
天気にストレスを感じなくて済むようになりました。
日々の出来事、自分の中の禁止事故を
いかに見つけてOKしていくか、
(嫌いは嫌いのままでもいいけど、あっても良いとする、違いを認めていく)
そんなことが大事なのかな、と思います。
ゆーったりと時間の流れを変えてくれるような
つい、焦ってしまいがちな私に
ゆっくりでいいんだよ。
と語りかけてくれるような
癒しの映画でした
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