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喫煙者と同様のリスクがあるということはご存知でしたか?
他の方のタバコの煙を吸うだけで
喫煙者と同じ病気のリスクがあると言われていて
たばこの煙は70種類以上の発がん性物質を
含んでおり、分煙してもタバコの臭いを
嗅いだだけで健康被害を受けてしまうとされています。
喫煙者が吸い込む煙と同じくらい、周囲の人が吸い込む煙は有害なのです。
タバコの煙には三大有害物質である
ニコチン、タール、一酸化炭素の他にも
70種類以上の発がん性物質が含まれています。
普段タバコを吸わない方は、タバコの煙に対して敏感で
他人の煙を吸うと、少しの量でも大きな健康被害を受ける
という報告があります。
また、2016年8月には国立がん研究センターより
受動喫煙による日本人の肺がんリスクは
約1.3倍になることが発表されるなど
受動喫煙の健康への悪影響が明らかになってきています。
タバコの煙の成分はあちこちについている
人が出入りする際には必ず
体にたばこの煙がまとわりついて移動してしまうので
有害物質を拡散させるからです。
大げさではなく、服や髪の毛、カーテン
家具、壁などからタバコ臭を感じた時には
有害物質を体内に吸い込み
受動喫煙(これは三次喫煙。サードハンド・スモークと言います)
の被害にあっているのです。
海外では受動喫煙防止条例の施行によって
急性心筋梗塞の入院患者が減少したという事例も
報告されています。
分煙は効果ある?
飲食店などでは、原則禁煙となりましたが
一部の施設では分煙にするためガラスドアで仕切って
密閉した喫煙室を設けて
出入口にエアカーテンを設置していることもあると思います。
これでも煙を100%遮断することはできません。
喫煙者の方の服や髪の毛、そして体にまとわりついた煙によって
周囲の方に影響が出てしまうのです。
こうなったら卒煙(禁煙)ですよね
喫煙されている方がいらっしゃるなら
ご自身の健康、そして身近な方の健康を守るため
卒煙をオススメしています。
禁煙外来では喫煙者の方の卒煙を応援しています。
今からでも遅くはありませんので
1度医療機関にご相談くださいね。
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