このブログを始めたのは,ふとした思い付きでボウリングを始めてから,左右両方のシューズとボールが揃った2018年の年頭.

 

 

 そもそも,消化器系の「持病」悪化のため,飲食に制限が掛かってしまったので,気を紛らわすために「投げ放題」とか試してみたのがきっかけ.

 

 

 気が付くと,マイボウラーになっていた.

 

 なので「ボウリング歴」は,と訊かれた場合は,左右のシューズとボールが揃った2017年の暮れ頃から,となるだろうか.

 ということで,現在「6年と少々」ということになる(実際には「新型コロナウイルス感染症」の影響で,半年近くの「中断」もあったから,差し引くべきかも知れない).

 

 ということで,このブログも6年と少々続いていることになるのだが,それで500投稿ということは,年間80投稿ちょっと,ということか.「週刊」+時々「増刊」ペース……言わば「週刊スイッチボウラー」といったところか?

 

 これだけ続けていると,ほぼ「自己流」とはいえ,それなりにはなってくる.

 マイボウラーになった頃に較べれば,AVG.的にも40くらいは伸びているし,オイルもそれなりに感じられるようになった.

 しかし,この年齢になってから始めたのでは,そんなに「伸び代」がある訳でもないだろう.

 

 その意味では,小学校の終わりくらいから付いてくるようになった長男.

 中学2年からマイボウラーになって,12lbsからスタート.中3で13lbs,高校入学直前に14lbsと増量して,入学した高校の「ボウリング部」に入部した.

 週3回の部活は,運動部としてはユルいほうだし,マイペースにできるので,長男には合っていると思う.

 ボウリング部があるからその高校を選んだ訳ではないのだが,ボウリングをやっていなければ,その高校を選択肢にすることはなかったかも知れない.ボウリングが「キーワード」になって知った高校の制度が,進路選択に大きな影響を与えたのは間違いない.

 

 部活は週3回とはいえ,週末の「ジュニア練習会」も継続しているし,それ以外にも大会があったり,筆者の「ボウリング場めぐり」に付いてきたりして,「2日に一度」以上のペースで練習していれば,(若いし)成長が速いのは当然.

 気が付くと,AVG.は190前後になっており,一気に追い抜かれてしまったように思う.

 

 今月は,3週連続の土曜日に「国民スポーツ大会」の県予選会があり,スケジュールがタイト.

 

 「国民スポーツ大会」略して「国スポ」は,聞き慣れないが,これまでの「国民体育大会(国体)」が今年から名称変更されるもの.面倒くさいので「国体」と書いてしまうことが多くなると思うが,御了承戴きたい.

 まあ「体育の日」も,「晴れの特異日」の一つである10月10日から「変動制」にされた上に,「スポーツの日」に改称されて,挙句の果てには「東京オリンピック」(とその延期)にまで翻弄された「不遇の祝日」になった感があるが,「体育」という言葉を何故無理にカタカナにしたいのか.

 何でも「カタカナ語」にしたがる風潮は,何度か「ブレーキ」を掛けようとする流れができたのに,未だに蔓延っている気がする.

 「岡崎体育」氏の立場が……「♪生きていて良かった~♪」……ぃゃ,何でもないです.

 

 まあ,それは「英語禁止ボウリング」でもやって「抵抗」の意志を示すくらいしかないのかも知れない.

 

 閑話休題.

 国体予選は,男女それぞれ,成年4人・少年2人を選出するという「狭き門」だし,仮に万一選出されても,関東ブロック予選も通過しないといけないから,もう「超スポコン練習会」だと思って,「参加することに意義がある」精神で行け,と言ってある.

 高1の時は,入学直後でエントリーが間に合わなかった(入学前はJBC会員ではなかったため申込資格なしだった)ので,昨年から参加.

 やはりコンディションが難しく,思ったようにはスコアが出ないが,前年よりは明らかに上達していることは間違いない.

 これについては,まだ最終の「第3週」も残っていいるので,追い追い記事にするかも知れないが,通過することはあり得ない.

 

 これとは別に,4月の最終週には,関東大会の県予選があり,これは夏の「JOCジュニアオリンピック・全国高校ボウリング選手権」の一次予選も兼ねている.

 関東大会は,誰か他に男子部員がいてチームが組めるなら,出場自体は難しくないのだが,現在の部員は長男だけになってしまっているので,今年の新入生が誰か入ってくれないと,他校の選手と「メイクチーム」で参加するしかなくなってしまう.

 こればかりは,果たしてどうなるかわからないのだが,この予選の会場が,例年「江の島ボウリングセンター(114-104)」

 

 何度か行っているのに,何故か毎回,外観の写真を撮り忘れてしまって,昔に撮影したものを使い回しする羽目になっている.

 

 長男は,どうもここがちょっと苦手らしい.

 

 そのため,機会を見つけて「練習」に行ってみたこともあった.

 

 この時筆者は,右投げのみに絞って220UPしている.

 

 筆者が初めて行ったのは,まだホーム・サブホーム以外ではシューズのみ持参してハウスボールで投げていた頃.

 

 この時は,左右とも(ハウスボール基準の)150を超えてはいた.

 

 記事になっているのは,他に昨年秋の「県高校総体」前に長男と練習してみたもの.

 

 この時は,筆者は左投げに限定して,200UPは叩き出した.

 

 しかし,この「練習」の時と,県高校総体の間にレーンコンディションが変わっていて,本番初日に崩れてしまったため,「居残り練習」をすることに.

 

 長男だけが練習する,でも良かったのだが,大会の情勢から,レフティがかぶった場合(現在,神奈川県の高校男子にはレフティが割合多い)の対策も考えて,ハウスシューズ・ハウスボールながら左投げで「参加」.何と174まで叩き出してしまう.

 

 その他も「記録」を見れば,何度か行っているようだが,記事にしたのはこのくらいだ.

 

 しかし,長男の「記録」を見ても,これまで200UPした履歴が出てこないことに気付いた.

 やはり「苦手」意識は,ここから来るのではなかろうか.

 

 

 そんなこともあって,国体予選の第2週,「タチバナボウル(114-096)」の後,そのまま「江の島ボウリングセンター」に行ってみることにした.

 

 駐車場は混んでいなかったが,そのすぐ横になる1階のレーン(21~30番)附近から大きな「歓声」が漏れ聞こえて来た.

 「何か,大会とかやってる?」と長男が訝しんだが,大会だったらもっと駐車場が一杯だろうし,時間的に半端.それに,マイボウラーの大会なら,そんなに大きな歓声が四六時中,ということはないだろう.

 団体か何かじゃないか,とは思うのだが,レーン数制限が掛かっていると面倒だな,と思い,館内を偵察.

 確かに,1階には「子供会」……にしてはちょっと大柄な団体が入ってはいたものの,2階は半分程度の稼働.

 昼食がまだだったので,混んでいるなら先に受付だけして,食べながら待つか,とも思ったが,そこまでの必要はなさそう.

 

 ということで,先に館内のレストランで昼食.

 日替わり丼は「かき揚げ丼」だった.

 

 食べ終えて,受付へ.

 「アメリカンにされます?」と訊かれたので,趣旨を考え「できれば」とお願いする.

 

 17・18番が指定されたが,19・20番は年配のマイボウラー3人組だったものの,16番から左は一般客だらけ.

 それでも,片側だけ気にすればいいから,まだいいか.

 

 恐らく,このコンディションのまま,関東大会予選になると思われる.

 

 しかし,もう14時を回っていたので,ここまでの稼働状況がわからない.

 まずは,長男の邪魔にならないよう,右投げでスタート.

 

 ターキーまで出たものの,間が繋がらずに180UP止まり.

 

 長男はスプリット以外はマークを付けるが,連発がなく,やはり180UP止まりに.

 第2ゲームは,ちょっとレーンが読めなくなったか,150を割ってしまった.

 

 こちらは第2ゲームも181となり,次も181なら「トリプルキッド」……と思ったものの.

 スプリットをカバーしていれば,ぴったり200だったのだが……中途半端にスコアが伸びて「トリプルキッド」ならず(笑).

 

 長男も「あと一息」までは来たのだが.

 

 ここまで,右投げ3ゲームが,全て180台というのは,悪くはないかと.

 

 長男もある程度,レーンは掴めてきたようなので,ここから左投げにして被せてみる.

 こういう芸当は,スイッチボウラーならでは.一人で「左投げ」役と「右投げ」役の「一人二役」ができる.

 

 最近は,長男の「ボール運搬係兼マネージャー」に加えて,「現場コーチ」も兼ねているような感じになることが多いのだが,こうなってくると「左でも右でも投げられるバッティングピッチャー」のようなものだ.

 

 1ゲーム目の第4ゲームは,前半でスプリットが2回出てしまい150UPに留まった.

 しかし第5ゲームは,2フレと8フレが4-7-10スプリットになって途切れたものの,その間を5thで埋めて210UP.

 2ゲーム目でレーンに合わせて来た左投げのアジャストの速さは,いつもながらとはいえ,自分でも驚く.

 

 

 長男も掴んだか220UP.

 親子同時に200UP達成.

 

 こちらが5連発していた辺りで「こっちが投げているライン(12~13枚目から大きく外まで出し戻すライン)を見て考えろ」とアドバイスしたのが効いたのか,と思ったが,長男曰く「削れて来て投げやすくなった」のだそうだ.

 

 これ以上,変化を激しくすると調子が狂うかも,と,再び右投げに戻すことにする.

 

 さっきは180UPをキープしていた右投げだったが,第6ゲームは今一つで150UP止まり.

 長男も170UPに留まった.

 

 これで6ゲームずつ投げたので,基本的にはこのくらいが目安.

 しかし,長男はもう少し続けたい様子.

 「江の島ボウリングセンター」の料金は,650円(平日17時までは600円)/Gで,パック料金の設定もなく,ややお高め.なので何ゲームもほいほいと投げられない.なお,JAFの会員割引はあるものの,1ゲーム50円引きなので「焼け石に水」.

 高校生は530円(平日17時まで420円)/Gではあるが,それでも二人で1ゲーム1,180円になってしまう.

 (月・水・金・土の正午までの受付だと誰でも420円/Gになるが)

 

 たまたま「神奈川県ボウリング場協会」の「グループ1ゲーム無料券」があったので,まあ1ゲームくらいなら……と続行する.

 

 何とか右投げでも200UPできないか,とやってみたが,連発しないどころか,カバーでチョップしたり,10番タップをミスったりと全然ダメ.

 変化について行けてない感じがする.

 

 しかし,長男は中盤にバケットを連続してカバーミスしたものの,その後何かを掴んだかのように6thでオールウェイ.

 

 その感触に何かを感じたようで,更にもう1ゲーム投げたい,と言う.

 こうなったら,最後まで付き合おうと,ここでは異例の第8ゲームへ.

 

 筆者は4フレまでストライクとスペアが交互になり,左レーンは掴めているように感じたが,右レーンが今一つ.

 5フレでは左レーンでも若干厚く入ってしまったか,6-9が残った.これで「ダッチマン」もないなあ……と思ったのだが,そこまで2フレ,4フレと厚く入って連続で6-10が残った右レーンも読めたのか,6フレからターキーとなって息を吹き返した.

 そこからは無難に繋いで,無事に210UP.

 最後もストライクで締めた.

 

 

 これで,ここでは(これまでゲーム数を限ってしか投げていないこともあって)初めてとなる「同日同センター200UP」を達成.

 通算19センター目となった.

 

 長男も連発はダブル1回だけながら,綺麗に繋いでギリギリの200UP.

 第5ゲームに続いて,親子同時の200UPに.

 

 個人的にも,ここで思い残すことは当分なくなったかも知れない.

 今後,長男の「練習」に付き合うにしても,かなり気楽に投げられるだろう.

 

 

 第2ゲームは崩れたものの,それ以外はまずまずで繋ぎつつ,後半には200UPが3ゲームも出ているし,ターキー2回,ハムボーンに6thまで出たので,満足したようだ.

 AVG.も190.5と,このセンターはもう「攻略」できた,と感じているのではなかろうか.

 

 ちなみに,筆者は左投げが185.5,右投げが180.66だから,これまた「普段通り」以上と言っていいかと.

 また,右投げではターキーまでだが,左投げは5thまで出た.かつて右投げで6連発した記憶もある(この時もアメリカン方式)ので,会員にはなっていないものの,もう慣れた,と言えるかと.

 

 お会計は……

 

 7,910円……Ω\ζ°)チーン

 

 結構な出費になりました……とさ.

 ほぼ8K円……だが,前回までにはなかった「PayPay」払いができるようになっていた.

 尤も,支払う額が変わる訳ではないのだが,ポイントも付くし,持ち合わせがなくても今日のように「もう1ゲーム投げたい」と言われても安心……ではある……かも知れない…….

 

 次回以降使える「1ゲーム✕5名まで無料券」はもらったが,この「有効期間」が短いので,次に来る時には切れているような気がする.実際,これまで有効期限までに再訪できた例(ためし)がない.