県高体連の「地区大会」で,3年生の先輩不在の中,長男が一人で高校の看板を背負って見事優勝.
しかし,この大会は何かの予選になっている訳ではなく,これで「完結」するもの.
翌々週に行われる「県高校総体」のボウリング競技が,12月に三重県で開催される「第30回全国高等学校対抗ボウリング選手権大会」の「県予選」を兼ねている.
7月下旬に開催される「ジュニアオリンピック兼全国高校ボウリング選手権」は「個人戦」なのだが,「全国高等学校対抗ボウリング選手権」は,その名のとおり「学校対抗」なので,「チーム戦」だ.基本的には「ボウリング部」としての活動とされているが,2名以上の(同性の)選手が同じ高校にいれば,チームを組んで参加することができる.実際に投球する選手は2名だが「補欠」1名を加えることができる.ただし「補欠」は必須ではないので,長男と3年生の先輩しか残っていない「ボウリング部」ではあるが,参加資格はある(来年以降は,成績以前に「存続の危機」だが).
ややこしいのは,上記2つの全国大会は,JBC主催なのだが,その他に「全国高等学校体育連盟ボウリング専門部加盟連合会」が主催する「全国高等学校ボウリング選手権大会」(通称「春高ボウリング」)というのがあって,これはJBCは「後援団体」の一つになっている.例年3月に開催されていて,今年1月にあった県予選を兼ねた「新人戦」で長男が健闘したのだが,先輩が「濃厚接触者」になって欠場し,チームが成立せず.
先輩が参加していれば,間違いなく「春高ボウリング」に出場できていたであろうと思われたが「全国デビュー」はお預けになってしまった.
この予選からの参加資格は,2年生までなので,先輩の「高校のボウリング部員」としての最後の全国大会は「全国高等学校対抗ボウリング選手権」になる.
何としても「足を引っ張ること」がないように,と,本人も感じている様子.
ところが,この県予選に当たる「県高校総体」の直前に,高校の「文化祭」が入っているため,あまり投げる機会がない.
また,長男にとっては「県高校総体」の会場になる「江の島ボウリングセンター(114-104)」は,ちょっと苦手に感じているセンターなので,本人も「練習に行きたい」と言う.
そう言えば,昨年も同じようなことを言って「練習」に行ったな.
この時は,実際の大会を想定して,筆者は「右投げ」に徹してみた.
しかし,今年に入って,他校の新1年生にレフティが結構いるので,左側の変化が大きい場合も想定したほうがいいかも知れない,という気がしたので,今回は筆者も「左投げ」でいってみよう.
ただし,「県高校総体」は11月に入ってからになるため,レーンコンディションは変更になる筈.
「江の島ボウリングセンター」では,デイリーコンディションを「月替わり」にしている筈だ.
それは長男にも口を酸っぱくして言っておいたのだが,「県高校総体」の本番開始から暫くは失念していたらしい.
さて,今回は色々なコースを試しつつ,左側を削ったり伸ばしたりするのが「役目」なので,あまりスコアは意識しなかった.
そんなに空いていた訳でもなかったが,センター側が配慮してくれたのか,アメリカンで入れてくれた.
これで更に「本番環境」に近付いたか.
しかし,アメリカンなので,一人で投げていたらレーンの変化は小さくなる.
本番に近付けるためには,やはり一緒に左投げで参加しないと,という感じかと.
手前味噌だけれど,こういう時,スイッチボウラーって本当に便利だと思う.野球で言えば「両投げのバッティングピッチャー(やれ,と言われたら「草野球」レベルで良ければ,筆者でもそれなりにできそうでもあるけど)」みたいな存在だよな,と.
それでも,まあポイントを掴んだら,暫くはどうにかなる,という感じかと.
なお,余りにも曲がってしまって,外側のピンがことごとくカバーできなかったため,最終盤には「ハウスボール(13Lbs)」をスペアボール代わりに投入してみた.
第6ゲームの6フレの7番タップは勿論,8フレの4-10スプリットまでカバーしてしまい,スペアボールの「意味」はよくわかるのだが,現実的にボールの持ち運びを考えると,やはり無理だな……と思う.
最後に,根性で200UPも決めてみた(笑).
昨年は,右投げで200UP(何と240UP)を決めているので,もういいかな.
ちなみに,ハウスボールでは初訪問時に左右とも150UPは記録している.
肝腎の長男も,6ゲームで1,000は超えるペースでいけたので,ほぼ「苦手意識」はなくなったと言えるだろうか.
割引券もなく(大人の分はJAF優待で「法人会員(△50円/G)」価格にはなったけど)7ゲームも投げてしまったので,会計がえらいことになってしまったが,仕方あるまい.
そうかと言って,センター会員(入会金1,000円+年会費5,000円[高校生以下2,000円])になるほどの回数,通うとも思えない.
来年1月末までの「1ゲーム無料券」(あちこちのセンターでよくくれるような奴)を貰ったが(そう言えば昨年も貰っているけど,当然ながら期限切れ),使う機会があるのかどうか.もとより,我々のようなボウラーは,一回に投げるゲーム数が多くなりがちなので,この「無料券」システムって,あまり恩恵がないような気もする.
まあ,この程度で行けるなら,個人戦はともかく,チーム戦で先輩の足を引っ張ることはなさそうだ.
先輩なら1,200から1,300は打てる……よね,きっと……(汗).