その31.メソゾイック・フィッシュ・6
今回は、南米メソゾイック・カラシン御三家の怪物、淡水シーラカンスのキャッチをもつタライロンについて語ろう。タライロンは、エリスリヌス科に分類される。この系統のもっとも古い化石は、やっぱりボリヴィアのエル・モリノ層のものだ。かなりデカい。
新生代なら、ブラジル・アクレ州のパレオホプリアス化石がある。絶滅したメートル級の大型牙カラシンだ。
熱帯魚界では、過去タライロン問答ってのがあって、学名について諸説ふんぷんだった。ある学者もどきは、マクロフタルムス種だと言い、別の賢人はアイマラ種としていた。それを熱帯魚雑誌でバッサリ切ったのが、あの偉大なGOGだった(笑)。その元ネタをバラせば、この仲間の大権威、サンパウロ大学動物博物館のオズヴァルド・オヤカワ博士の研究である。
オヤカワ博士から色んなご教授を頂戴してるけど、アイマラとマクロフタルムスは、同産地記載の同じ種類なんであ~るね(笑)。今は、学会でアイマラ一本に統一されている。
昔むかし、シャツのタライロン・デザインを考えた。新しいメソゾイック・タライロン・アートを創ろうかなぁ? 、と夢想している今日このごろ。
旧ヴァージョン、タライロンのメソゾイック・チューブトップ(笑)
余談だけど、チューブトップってのは、肩にヒモのないフェミニン・ドレスだけど、ブラジルでは、トマーラ・キ・カイア(tomara que caia)って、極東サピーにはマネできない洒落た名称で呼ばれる。その意味あいは、「うまくいきゃ、落ちるゼ!」、だ(笑)。
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その30.メソゾイック・フィッシュ・5
今日は、南米メソゾイック・カラシン御三家の一角、河の剣歯虎ペッシ・カショーロについて語ろう。クレタじゃないけど、アルゼンチンのエントレ・リオ州で新生代ヒドロリックス属(ペッシ・カショーロ族)化石が、1997年に報告されているんだけど、画像を持っていない。現生のアルゼンチン、ラプラタ水系では、ヒドロリックス属は絶滅して生息していない。同属は、アマゾン&オリノコに数種が知られている。
極東ジャポン熱帯魚界では、もっとも大きくなるらしい種類を、分類とまるで関係なくアルマータスと決めている(笑)。カショーロの若魚をお客に売りたいとき、これは、アルマータス種で、超巨大になりますよぉ~! 、という美味しそうな売り口上を使う。そしてお値段をバカ高くする。なかなか大きくならないんで、お客が文句たれると、店員は用意しといた切り札ジョーカーを出す。アンタの水槽環境&管理が悪いんでしょ!(笑)。
実際のとこ、スコンビロイデス種とアルマータス種の違いは、あの偉大なGOGですら、よく判らない(笑)。何しろ前者は、分類の大御所キュビエ記載で、1819年。後者記載が、1841年とクソ古る過ぎる。元記載論文を読んでないけど、おそらく記述も曖昧だろう。上の写真は、コロンビアのオリノコ水系の個体。
高名なウィキペディアさん日本語の、ペーシェ・カショーロでは、レッドフィンペーシュ・カショーロをアルマータス種だって、もっともらしく記述してるけど、これもアヤシイ(笑)。ウィキペディア英語で、PAYARAをスコンビロイデス種として、写真は別属ラフィオドンが載ってるんだから、まあそんな程度でしょう(笑)。
オレが思うに、レッドフィンペーシュ・カショーロは、タタウアイア種である可能性がある。それっぽい個体をシングー河の源流部で釣ったことがある。
もう一種が、ウォーレシー。やや体高のあるカショーロで、これも釣ったことがある。
ちなみに、この仲間の世界的権威は、サンパウロ大学動物博物館のモニカ・トレード博士だ。タタウアイア種やウォーレシー種の記載者でもあるね。
ペッシ・カショーロの英語圏での通称は、バンパイア・テトラだけど、あまり格好よくない(笑)。ヒドロリックス属の意味は、「水の狼」だから、ずっと格好いい。英語圏人種に感性があれば、ウォーター・ウルフにしたろうにね。
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その29.メソゾイック・フィッシュ・4
今日は、南米メソゾイック・カラシン御三家の雄、河の虎ドラードについて語ろう。昔のジャポン・サピー・アングラーには、「ドラードって、サケ科でしょ?」、とおっしゃる御仁が多々いた。オレのブログでしつこく書いてるから、今ではそういうオヤジ・ギャグをのたまう紳士はいないだろう(笑)。カラシン類ドラード属の分布は、ちょっと変わっている。
ドラード属(サルミヌス属)には、4種が知られている。ビッグ・ネームは、黄金の河猛虎マキシロッサスである。♀の体重は、30kgを超える。ラプラタ水系の全域に同種とヒラリーの2種がいる。
マキシロッサスに次いで大きいのが、フランシスカヌス。♀の体重は、30kgまでなる。やや黄色味が薄い。サン・フランシスコ河全域に同種とヒラリーの2種がいる。
ヒラリーは、最大で数kgのドラードで、フランシスカヌスより更に白っぽくて尾ビレが赤いのが特徴。
上記したようにラプラタ河水系、サン・フランシスコ河に生息する他、アマゾン系のトカンチンス河上流の一部にいる。
アフィニスは、ビラリーに似ているけど、眼球後ろの黒いラインがより明瞭である。最大で数kg。アンデス山脈に近いほうのマデイラ河上流、ペルーやボリヴィアなどのアマゾン系に生息するほか、コロンビアの独立河川マグダレーナ川にもいる。
上記のようにドラード類は、アマゾン水系ではド辺境の一部でしか認められない。なぜかアマゾン中心部の広大な部分に生息していな~い。現生種の分布がアマゾン流域を囲んでいるから、地質時代にはアマゾン低地にもいたことが想像できる。しかし、何かの理由があって、そこでは絶滅したのだろう。アマゾン猛魚との争いに勝ち残れなかった? タイムマシン・アングラーが釣りまくってしまった? などが原因として考えられる。
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その28.メソゾイック・フィッシュ・3
このブログでは、サブリミナル刺激を使って読者洗脳してるから(笑)、今このページを開いている読者諸賢は、カラシンって魚族をご存知だと思う。カラシン類の現生分布は、アフリカと南米が本場だから、当然が無論、大陸が分かれた一億年以上前に出現してたと推測できる。知られているカラシン類最古の化石の一群もボリビアのエル・モリノ層から産する。その逸品は、ティユパンピクティスだ。ご覧のように格好いいキバ魚である。
ティユパンピクティスのネーム由来は、ティユパンパという地名だ。2002年に発表された論文では、現生のいろいろなキバ・カラシンとの比較が行われた。
ティユパンピクティス(一番上)&キバ・カラシン類の歯並びパターン
キバ・カラシン類は、ゴンドワナにいた共通の始祖牙神さまから南アメリカ大陸とアフリカ大陸で別個に進化を進めたのだろう。だから両大陸モノには、一億年前の類縁がある。上図の上から5番目の顎は、アフリカのタイガー・フィッシュ類であるね。これもメソゾイック・ヅラだ。
恐竜時代から、すでにカラシン牙魚が淡水で暴れていた。ティユパンピクティスなんかの末裔たちは、アマゾン水系、ラプラタ水系などで爆発的な進化放散を果たした。その大型代表格が、ドラード、ペッシ・カショーロ&タライロン。いわゆる南米メソゾイック・カラシン御三家(オレの造語・笑)だ。
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その27.メソゾイック・フィッシュ・2
アマゾンのアロワナ科に分類される古代魚は、ヘテロティス亜科のピラルクの他、アロワナ亜科のオステオグロッサム属2種がいる。ブラック&シルバーである。もちろん違いが判るけど、両者の成魚は、たいへんよく似ている。しかし、稚魚のときは、すいぶんと色が違う。
アロワナたちもまた、「一億年前から…… 」、というキャッチをもらえる資格が十分にあるんだけど、図体のデカい坊主に独占されて苦笑している。
何度かブログなどで書いてるけど、アロワナの主食は、陸生動物である。昆虫やクモ、小型のヘビなどがメニュー。だもんで、ルアーならトップが断然に利く。彼らのメソゾイック・ファイトは、ジャンプ&ジャンプ。たいへんにスリリングである。
アロワナの好む環境は、広くて浅い湿地帯風の湖沼。ブラックは、ネグロ河特産だけど、シルバーは、アースフィッシュ舞台だったアラグァイア河中流、シングー河最下流などに多い。
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その26.メソゾイック・フィッシュ・1
今日からメソゾイックな起源を持った魚族のお話しに入る。
アマゾン古代魚のビッグ・ネームってたら、もちろんピラルク。定番キャッチに、「一億年もの間、その姿を変えていない…… 」、ってのもあるね。これは、現生ピラルク(アラパイマ・ギガス)と同種が、一億年前の化石で発見されているから、という傍証がある訳ではない。現生8種が含まれるアロワナ科は、メソゾイックに成立していたという考えは、1億年前ころ分岐したと考えられている西ゴンドワナ大陸、すなわちアフリカ、南アメリカの両大陸にいるし、もう少し前に分離したらしい東ゴンドワナ大陸の一部だったオーストラリア地区、インド亜大陸にもいるし、いた(化石)ことが傍証になっている。ミトコンドリアゲノム分析によるオステオグロッサム類系統の研究では、もうちょっと前(2億年以上前ころ)だったんじゃあないのぉ? 、とされている。
同種が含まれるオステオグロッサム上目(アロワナ上目)のもっとも古い化石は、一億四千万年前ころのジュラ紀から発見されている。絶滅した群もいて、白亜紀イクチオデクテス類は、なかなか格好よくてデカ(4~6m)い。骨質でっこち大顎キバ・ズラは、メソゾイック・アングラーの触手を誘う風貌だ。海産で広く分布していたけど、南米はヴェネズエラからも化石が発見されている。
白亜紀淡水のオステオグロッサム類には、ボリビアのエル・モリノ層のものがある。
知られているアラパイマ・ギガス化石は、ヴェネズエラのウルマコ層、コロンビアのラ・ベンタ層などで新生代第三紀。数千万年前くらいには、巨体が存在したのは間違いない。
何でピラルク・フィッシングが幻化したかの理由は簡単明瞭である。個体数の減少以外にはない。ひらたく言えば、数が少な過ぎる。もちろんサピーによる捕獲圧。太古からの生態で、定期的に空気を吸いに水面にでる。回遊して、同じようなトコで水面波紋をつくるヘマもやる。老練サピーに、魚体の存在、そのサイズまで察知されてしまう。水面に出たとこをモリで突く。肉が美味しくて売れる、ってのも古代魚の悲運。サピーの都市化から大型消費地ができた近年、その数を急激に消した。釣りは、対象魚が多いとこでやるほど有利、ってのは不変の定理。数が恐ろしく減ったピラルクを釣りたかったら、少しでも個体数の多いトコを探す必要があるわけね。その条件は、なるべく捕殺が少ないこと。前述しているTVアースフィッシュの舞台になったアラグァイア河は、めちゃめちゃ多くはないけど、州政府が殺しを禁止している。
政府がやらないなら、オレがやろう、ってのがアマゾン河口のマラジョ島近辺の大地主だった。オレは、以前はマラジョ諸島メシアナのプラルク・フィッシング・チームを組んでいた。しかし、ここに入ったこともないのに、「メシアナは、カンツリである」、とホラを吹いたヤツらが現れて非常に迷惑した(笑)。マナウス近郊にピラルク飼育場がある。ここで有名な作家Sさんが、飼育池で釣りをする番組がTV放映されたので、無知混同されたのかも知れないけど、マラジョ近辺のピラルクは、すべて野生個体である。
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その25.ボリビアのエル・モリノ層
ボリビアの中央部にエル・モリノ層というメソゾイック白亜系が分布していて、いろいろ面白い化石が産出している。
白亜紀の最終段階、すなわちK-T境界直下の時期をマストリヒシアン期(7060万年~6550万年前)と呼ぶんだけど、エル・モリノで化石が産する層位は、下部層の上位にある砂岩で、マストリヒシアンの中頃と考えられている。
砂岩層は陸成、淡水成、海水成の入り混じった環境にあったらしく、哺乳類、恐竜やワニ類を含む爬虫類、両性類などの脊椎動物化石も知られている。しかし、ここの化石の白眉は、豊富な淡水魚類だ。
余談だけど、ボリビアって国の語源は、アンデス5ヵ国をスペインから独立させた革命家シモン・ボリバルである。近代史では、この国は戦争好きなくせにメチャクチャ弱い。ブラジルとの戦いでは、現在のアクレ地方を盗られた。チリとのバトルでリトラル地方を奪われて、海がなくなった。オレは、この国はアマゾン辺境部しか知らないんだけど、美女の少なさは3Pペルー並みだった(笑)。
ボリビアってキーワードで世界的に有名なのは、チェ・ゲバラくんだね。現在では、彼のヒゲヅラが反体制派にマスコット化されてTシャツ・デザインなどになっているアルヘンチーノだ。1967年にボリビア山中で射殺される7年ほど前、キューバのカストロおじさんと一緒にハバナ沖でトローリングに興じていた。大物が釣れたかどうかは、不明。
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その24.K-T境界
メソゾイックの終焉に、テラ生物の大絶滅があったこと、大型隕石が衝突したことなど、前に簡単に記した。鳥類以外の恐竜がぜんぶ絶滅した筈だったんだけど、例外的にアラモサウルスって端役がK-Tのリーメンを乗り越え、70万年くらい生き延びたとされている。ウラン・鉛法での年代測定だね。同種の化石は、不完全で、詳細不明だけど、全長20mを超える竜脚類だった。
K-T境界のKってのは、クレタシアスのドイツ語Kreideと英語のターシェリィ(第三紀)でできたハイブリッドだ。その理由は、Cで始まる時代区分(新生代、カンブリアン、石炭紀など)がけっこうあるんで、C-T境界にしちゃうと混乱しちゃうから。世界中のK-T境界に薄い粘土層が確認されている。この粘土層は、大型隕石の衝突が起因すると考えられている。粘土には、通常土壌の100倍ものイリジウムが含まれているのが特徴だ。イリジウムは、白金族のレアメタル。昔は万年筆程度にしか使われてなかったけど、電子・先端技術の隆盛でいろいろな需要ができた。キミんちのPCにも、はるか宇宙から飛来したイリジウムが微量に入っているだろう。産出は、増えてないから価格が高騰してる。
余談だけど、世界携帯電話システム、USAモトローラのイリジウム計画ってのあった。低空衛星を連携させ、音声タイムラグのない衛星電話をアマゾン超奥地でも使える、ってのが売り文句だった。実際に開始されたんだけど、余りに通話料金が高くて、契約者が余りに少なくて、中途頓挫した(笑)。最終的に77個の衛星を飛ばす計画だったので、イリジウムの元素記号77にちなんでの命名。いくつか飛ばされた衛星で、オレもパンタナル奥地から日本と交信したことがあった。
その昔、北海道に白金が掘れる沢の情報があった。高校ころから新田次郎アラスカ物語みたいなガリンペイロに憧れてたから、マジに掘りに行こうと計画したこともあった。事情あって頓挫したけどね。北海道の白金は、イリドスミンって呼ばれていた。イリジウムとオスミウムの天然合金だ。イリドスミンって名は、鉱物命名規約によって現在は、使われていない。北海道は白亜紀層が広く分布しているから、お宝の起源は、K-T隕石粘土かも知れない。アマゾン奥地にイリジウム大鉱床があるかも知んないよ。当てたら、億万長者だ。
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その23.クレタ・余談
白亜紀を意味するクレタシアスの語源(ラテン語)は、「ふるいにかけた土」、だそうである。クレタって言うと、思い出してしまうのが、ギリシャ最大の島の名前だ。こちらの語源は、不明だというけど、白亜と白い砂という共通点(?)はある。クレタ島の名前は、ホメロスのオデッセイアに登場するんだけど、ミノア文明が有名。神話のミノス王は、♂牛に化けた最高神ゼウスとフェニキア皇女エウロペの間に生まれた異族間ハイブリッド。しかし、彼をしてカーちゃんパシパエを別♂牛に寝盗られた(笑)。で、生まれたのが、有名な怪獣ミノタウルスくん。幼い子供サピーを生肉食いにすることを楽しみにしていた牛頭人身の怪物は、アテナイの英雄テセウスに殺されちゃう。
最近みた海賊版DVDにユア・ハイネスって映画があった。美女ナタリー・ポートマン出演なんだけど、お下品シモネタ・ギャク系。まるだしミノタウルスくんも出演していた。ところで、神話ではテセウスがクノッソス宮殿のラビリントスから脱出するため赤い毛糸を使ったとされている。「運命の赤い糸」の表の源泉は、古代中国の紅線だそうだけど、裏ではテセウス説もある。おおっと、お話しが赤に行きそうになってる。強引に白に戻そう(笑)。美蝶モルフォのテセウス亜種ジュトゥルマは、表翅が白亜イメージのすてきな図柄だ。この亜種は、ペルーからエクアドルに分布している。一度は生きて飛んでいるブツを観てみたい。
ペルー・アマゾンやエクアドル・アマゾン地方にも、メソゾイックに巨大なピラルクが生息しているね。今年の夏、知り合いグループがペルー・アマゾン奥地のパカヤ・サミリアに古代魚を狙いに行く。実はオレ、同行ガイドを依頼されたんだけど、シングー・チームとバッティングしたんで、悪いけど断った。
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その22.南米の白亜紀化石・7
今日は空飛ぶ爬虫類、プテロサウルス類でいこうね。ウィングド・リザード、すなわち翼竜ってのは、始めて空を飛んだ脊椎動物で、ライト兄弟なんかよりずっとエラいやつ。最近(今年)、ブラジル、セアラ州から大きなトロペオグナータス標本が論文報告された。キャッチは、ゴンドワナ最大のフライング・リザード。同属は、アニャンゲーラ(Anhanguera=アンハングエラでは、ない!)系で、鋭い歯列があるけど、歯数が少ないのが特徴。報告ブツの推定開翼は、9メートル弱。USA産ケツアルコツアルス(12m)には、負けるけど、ビッグ・ネームのプテラノドン(7.5m)には勝った(笑)。
ブラジル東北地方内陸、セアラ州アラリッペ山塊にあるサンタナ層群は、クレタ翼竜化石の世界的な宝庫だ。アニャンゲーラ、タペジャラ、タラソドロメウス、トゥプシュアーラ、ラクソバグス、プライスサウルス、プテロダウストロ、トゥパンダクチルス、ルドダクチルス、ドメイコダクチルス、アラリッペダクチルス、サンタナダクチルス、ブラジレオダクチルス、セアラダクチルス、そして今回のトロペオグナータスなどなど目白押し。
ブラジル翼竜タペジャラ・インペラトルは、大ヒット3D・SF映画アバター出演のレオノプテリクスのモデルになった。
関係ないけど、アバターで主演女優をはったパンドラ星人ネヴィのネイティリ。映画では脳下垂体ホルモン過剰系の巨身ネーちゃんだったけど、配役ゾイ・サルダナちゃんって実は小柄系で痩せた子なんだよね。美少女だった頃のナタリー・ポートマン&渋いイタ・オジさんジャン・レノ映画のレオン続編のために書かれた原作を映画化したコロンビアーナを観て知った。
サンタナ層群からは、膨大な魚類化石もでるんだけど、豊富な魚類をエサにした環境で、いろいろな翼竜が進化放散できたんだね。
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