マンゴー食うトカゲ
近所の住人・1
パレオゾイコ(古生代)チックな怪両生類
裏庭には集中濾過式になっている水槽が3本置いてあります。その内の1本に飼っているのがコレ。こいつもヘビではありません(笑)。
アシナシイモリ
カエルと同じ両生類です。和名はアシナシイモリ。これも格好いい名前じゃありませんね。
ウィキペディアによれば『アシナシイモリは両生類 無足目(Gymnophiona(「裸の蛇」の意)または Apoda(「足無し」の意))に属する、ミミズや蛇に似た外見の生物の総称』だそうです。
これが頭部です。口蓋は大きくて、いつも笑ったような顔をしています。笑い顔でエサを食べます。
噛みつきもしませんし、牙に毒もありませんが、ニュルニュルの粘液はベトベトします。
アシナシイモリ類は、南米、東南アジア、インド、マダガスカルを除く熱帯アフリカに生息しますが、これはいわゆるパンゲア型の分布と考えられます。すなわち中生代三畳紀以前から古生代(3億年?)に起源を持つ可能性がありますな。
★ ついに(?)、FC2で『ピーコックバスの研究』が始まりました。アマゾン・フィッシングに興味のある方は必見でしょう。下をクリック!
裏庭の住人(3)
ジュラシックな爬虫類
これはヘビではありません。ミミズトカゲって、かわいそうに貧相な和名をもらってしまったアンフィスベナって爬虫類です。
アンフィスベナってのは、前後どっちゃにも移動できる、って意味があるらしいです。頭と尻尾の先端が同じような形を呈しています。
グランデ・オガワのアジトでは、始めはちゃんとしたプラスチック箱に収容していたんですが、頻繁に脱走するんで、裏庭に放すことにしました。大雨が降ったりすると、たまに地上に這いだしてきます。
毒はなく無害ですが、『噛まれたら死ぬ』と盲信するジモピーもいるようです。ペルー・アマゾンでは、サッパーナ。ブラジル・アマゾンでは、コブラ・デ・ドイス・カベッサ(2つの頭のあるヘビ)と呼ばれてます。
裏庭の住人(2)
アマガエルの続きです。アジト裏庭には、ヤシ葉で葺いたさしかけ小屋があるんですが、そこに野外シャワーがあります。
夕方の水浴びをしていると、カエルの歌が聞こえてくるよ~、てな趣向ですな。理想でいえば、露天風呂をつくって、湯に浸りながらツクナレのサシミに冷えたビール、周りではアマガエルの大合唱なんて最高(?)ですよね。
残りのカエルたちを紹介しましょう。本日出演してくれるのは、おそらく1種類(よく判りませんけど……)みたいですが、色彩の個体変異がたいへん多彩な美形。
コイツがノーマルなタイプの色パターン
これもノーマルですが、ちょっとチガう。
背中の黄色部が広くて、斑点模様のヤツ
もっと斑点が少ないヤツ。基色もやや茶色っぽい
アマガエルってキレいでカワイイですよね。世界中に飼育ファンがいます。まだ調査の少ないアンデス斜面地帯(ペルー・エクアドル国境など)にいくと、まだまだ新種もいるみたいですよ。
★ ブログ新大陸の猛釣魚に記事を更新しました
裏庭の住人(1)
アジトの裏庭にテラリウム式のヴィヴェイロ(飼育小屋)を4つ置いてます。ここに近郊で捕まえたサッポ(カエル)を飼っています。主にアマガエル類です。ヤドクはやっていません(怖いから……)。
デンドロバテス(ヤドクガエル類)は、ちょっと標高のある丘陵部に生息しています。現在のアジト所在地は、アマゾン低地環境にあるので、多くありません。
それでは、我が家の裏庭の住人をご紹介しましょう。
パカヤ・サミリア国立公園の水路の浮き草で昼寝していたやつ。背中の小さな斑点は、興奮すると黄色部分が大きくなります。
とんがり吻部のナマイキそうなヤツ。なかなか活発で、数回くらい逃げました。
アマゾンのカエルにしてはシブい色彩。でも、歌は一番上手いみたいです。
これもシブい系ですが、なんともいえない味わいがありますね。
裏庭で一番の美形。表情がイイです。かなり小型。
★ ブログ『新大陸の猛釣り魚』も随時に更新しています。最新記事は、釣り場の研究・パンタナル(1)です。
メガ・ピラニア
突然のお話ですが、ラテン・アメリカ諸国は、海賊版DVD(映画)の宝庫です。しばしば封切り前でも海賊版が市売されます。聞いたお話しですが、海賊のメンバーが、上映前の試写会にビデオカメラを隠し持って潜入するんだそうです。その手の海賊版は、途中で前のヒトが立ち上がる影が映ったり(笑)、関係ないシーンで突然に笑い声が入ったり、いずれにしても画質は悪いです。海賊団の正体は、ハリウッドを屁とも思っていないチャイニーズ系シンジケートでしょうね。
海賊版DVDは、低開発のラテン・アメリカ諸国では取締りの方策もないようです。グランデ・オガワも時々買っちゃいます。もちろん日本語版はありません。語学の勉強にうってつけなんですが、複雑な内容のドラマやロマンス、謎解きミステリーみたいなお話しは、チンプンカンプンになってしまうため、主にウギャー、ババババ、ドカァーンで構成されているCG系、やや子供向けアクション、B級ホラーなどを選んでいます。
『メガ・ピラニア』ってDVDを最近入手しました。
アマゾン在住の市井の魚類研究家として、この映画は押さえとこうと思ったのですが、内容にはまったく期待してませんでした。この手の下級ホラーは、始めから面白くないのは、もちろん承知です。もし最後まで観客にみせようと思ったら工夫が必要なはずです。工夫で有効なのは、若くて美人の恰好いいヒロインでしょう。ごく薄手のシャツに、ヒップ曲線が明瞭なホットパンツ。そして怪物相手にナイスバディを眼一杯に動かして必死に戦う。これで成功したのは、ジェニファー・ロペスの『アナコンダ1』ですよね。おかげで、『アナコンダ1』は、B級の上位に評価できました。
ところが『メガ・ピラニア』の女優さんは、太ったオバさん系(笑)。もうちょっとナンとかならなかったんですかね、プロデューサーさん。出演料安くても、死ぬほど映画に出たいむちむちギャルは、掃いて捨てるほどいるでしょうに。
遺伝子組み換えで造られた、次第に巨大化していく、さらに空を飛んで襲ってくる、最後は人類の攻撃が勝つ、という超安易な設定にメゲて、さすがに全編を観る気がしませんでした。
なんとか笑えたのが、メガ・ピラニアの顔でした。三角歯が特徴の魚族なのに、ハリガネ状に突然変異(?)していて、お笑い系の容貌になってました。
現生で最大のピラニア
地球上で最大種のピラニアをご存知ですか? ブラック・ピラニア(学名:セラサルムス・ロンベウス)を挙げている書物など読んだことがありますが、それはマチガイです。その正体は、下の写真のピラニア・ピラヤ(学名:ピゴセントルス・ピラヤ)です。東北ブラジル地方を流れるサン・フランシスコ河の特産種で、全長60センチ、体重数キロに成長します。
実際にいたホンモノのメガピラニア(全長1メートル)
これはホントのお話しです。実はメガピラニアという学名(属名)を冠した魚類がいるんです。アルゼンチン北部のエントレ・リオス郡パラナという街の近辺で産した顎の破片の化石を基に、2009年にメガピラニア・パラネンシス(Megapiranha paranensis)として記載されました。
化石が産出した地層はパラナ層と呼ばれる部位で、時代的には新生代第三紀中新世の後期(1000万年くらい前)とされています。
奇妙なのは、メガピラニアの歯の並び方です。現生のピラニア類の歯は、一列に並んでいるんですが、化石ではそれがジグザグ。ピラニアに近縁のパクー類などは、歯並びは2列なんで、その中間タイプかと推定されています。
顎の破片(写真)の大きさは、約8センチだそうで、それから比較解剖学的に計算して生体は全長1メートルくらいと推定されています。全身骨格の化石が出たら格好いいでしょうね。
開高さんと私
昔の思いで(1)です。
日本のヘミングウェイと呼ばれた開高健氏の名著『オーパ!』で氏が捧げもったドラード写真に添えられたキャプションは、『王様と私』でした。
かなり前のお話しですが、グランデ・オガワは釣りビジョンさんが制作したフィッシングカフェ(映像)に出演したことがあります。放映は、2003年12月だったかと思います。開高健氏の『オーパ!』の旅を追う、というのがテーマでした。
下写真は、放映されたフィッシングカフェ中の一こまです。ディレクターさんから注文された魚をTVカメラの前で釣るってのは、たいていプレッシャーがあるみたいです。アングラーは次第にアセってきて、さらに釣れなくなるってことも多いと聞きます。
しかし、アマゾンの釣神パワーを身につけた(?)グランデには、まるで無縁。釣った時は、けっこう快感です。思わず『王様と私……』というセリフを吐いてしまいました(笑)。
開高さんからもらったルアー
実は、グランデ・オガワ。生前の開高健さんと面識がありました。銀座のバーで一緒に酒を飲んだこともあります(集英社のオゴリでした)。
開高健さんからルアーやナイフなどを頂戴したこともあります。その中にまるでポピュラーでないミノーが2つありました。アブ社のハイロー・ジョイント(写真)です。
なんでハイロー? その後、『オーパ』取材に同行した友人の醍醐麻沙夫さんから直接に聞いたお話しですが、開高さんが始めてドラードを釣ったルアーが。このハイロー・ジョイントだったんだそうです。そういえば、開高さんは『このルアーは、イイよぉ……』と妙に力強く言ってました。関西弁でしたけど(笑)。
はじめまして
アマゾン在住のグランデ・オガワです。早いもので、日本を脱出し地球の反対側に住むようになって30余年が過ぎました。長いこと熱帯魚採集の仕事を手がけてきたおかげで、この素晴らしい野生の大陸のいろいろなところへ行くことができましたが、広大なこの大地、まだまだ行きたい所がたくさんあります。
このブログは、グランデ・オガワの最近の釣り、過去の思い出で、森羅万象、鳥獣草魚、生活や地域のできごと、そんなものを綴っていきます。
『アマゾン・フィッシング』のサイトも管理しています。そちらでは、釣りチーム隊員の募集もしていますので、釣行などのご相談は、そちらから気軽にメールしてください。
そのほかに、まだ日本でなじみの薄い南米の猛魚解説(新大陸の猛釣魚)、熱帯植物に関するブログ(南米大陸・植物歳時記)も同時進行でやっています。そちらもヨロシクお願いいたします。
新大陸の猛釣魚
南米大陸・植物歳時記
2010年6月 ペルー・アマゾンのイキトスにて……










