ドライフラワーを作るために、うちの近所のフラワーショップさんを何店かいつも見て回っているのですが、先日、八重咲きのデルフィニウムが売っていたので、めずらしいですし、色も濃くてきれいでしたから、試しに買ってみました。
デルフィニウムは、花びらがナヨナヨ・ヨレヨレしていますから、一重咲きでも仕込むのに気を使いますが、八重咲きですからさらに難しそうだと思い、チャレンジしてみることにしました。
デルフィニウムはきれいに仕上がっても、なんだか花がいびつに変形してしまったように見えるので、損と言っては損なのですが、ドライフラワー花材としては、わりと人気のある花ですから、『やっぱり試しておかないとな』と思った次第です。
買った時に咲いていた花をすぐに仕込んだのですが、仕込んでいる最中に、『あ、すでに咲いている花は無理だ、きれいにできない』ということに気が付いて、仕込んだことは仕込んだのですが、どうせきれいに仕上がらないことは明白でしたから、数日で取り出してしまいました。
で、つぼみをまず咲かせて、それを仕込むことにしました。
まだ咲いていないのも何本か入っていましたから、花瓶に挿して数日かけて咲かせたデルフィニウムを、肩が凝るほど丁寧に仕込んで、余裕をみて10日ほど乾燥に日数をかけました。
それを今日取り出してみたのですが、思っていた以上にきれいに仕上がりましたね。
ということで前置きが長くなりましたが、見ていただきましょう。
ね? ナヨナヨ・ヨレヨレしていますでしょ?
でも、もともとこんな感じの花なので、生花とほとんど変わらないドライフラワーに仕上がっているのですよ。
仕込むのも取り出すのも気を使って疲れるわりに、「すごいっ!」感が乏しいので、作る側としましてはちょっと損なのですが、ユーザーさんに質問されてお答えできないと申し訳ありませんから、気になった花はなんでもアメージングドライフラワーにしてみるようにしています。
きれいに仕上がりますとうれしいですし、部屋に飾っておけば癒しになりますしね。
デルフィニウムには、超八重咲きとかいう、めちゃめちゃ花びらの多い品種もあるようですから、見つけたらアメージングドライフラワー製法で作ってみます。
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