セルリア・フロリダは、英名でブラッシング・ブライド=はにかんだ花嫁、というそうで、ダイアナ妃のブーケに使われたそうですね。
とても清楚な印象の美しいj花です。
そのセルリア・フロリダをオリジナル製法『アメージングスタイルドライフラワー製法』でドライにしてみました。
画像は生花ではなく、ドライフラワーですよ。
原産地は南アフリカで、最近はプロテアやピンクッションなど、南アフリカ原産の花がたくさん売られるようになりました。
それらの植物のルーツはとても古く、おそらく数億年前から地球上で生き続けてきたと思われます。
とても可憐な花のようですが、パンゲアの頃から生き続けてきた、原始的でとても強い植物で、現在でも南アフリカの荒れ地で自生しているようです。
そうした荒れ地に自生する植物は強いですから、ドライフラワーにもしやすいのですよ。
セルリアは自然乾燥でも簡単にドライフラワーにすることができます。
でも、自然乾燥ですと、どうしても花びらが縮れてしまいますね。
パッと見た感じでは変わらないかな、と思ったのですが、よく見くらべて見ますと、全然違っていておどろきました。
左が自然乾燥
右がアメージングスタイルドライフラワー製法
左がアメージングスタイルドライフラワー製法
右が自然乾燥
アメージングスタイルドライフラワー製法で作ったセルリアは、姿も色も生花の時とまったく変わっていません。
赤い色はドライフラワーにしますとくすみやすいのですが、セルリアの色素はそのようなことはなく、生花の時のままです。
ですから生花と並べても区別はつかないと思いますよ。
そのまま部屋に飾っても、劣化せずに長持ちしそうな感じですから、ドライフラワーにすることでさらに長く美しい花を楽しむことができておトクですね。
ドライフラワーと言いますと、すぐに「アレンジメント」や「リース」、「スワッグ」を思い浮かべますが、いざ作ろうとしますと、花材はたくさん必要ですし、バランスですとか、ワイヤリングや接着などけっこう大変でむずかしいもので、なかなか自分で作ることができないですよね。
でもね、花って一輪でもとても美しいと私は思うのです。
たくさんの花を使えばゴージャスですし、美しさはある程度増しますが、花の美しさ×数=ものすごい美しさ!とはなっていないと思います。
そうした作品に使われている花をひとつひとつ見てみますと、案外雑な扱いをされていていたり、色のバランスを整えるためにきゅうくつそうに隙間に押し込まれていたり、立派なフラワーアレンジメントや生け花なんかでも、「あぁ~~こんな使われ方されちゃうんだ、かわいそうに・・・」そう思うことが少なくありません。
それなら一輪とか2輪とかを美しくドライフラワーにして、それを一輪挿しやお好きなグラス、ボトルなどに挿して飾れば、長くその花の美しさを楽しめていいんじゃないかな、と、最近思うようになりました。
アメージングスタイルドライフラワー製法なら、ほとんど生花のままでドライフラワーにすることができますから、生花を長ぁ~く飾って楽しむのと変わりません。
1輪とか2輪とかなら、作るのもそれほど大変ではありません。
ちょっとだけ作って、それを永く愛でて楽しむ、そんな提案をこれからしていこうと考えています。
これから季節が秋から冬へと移ろっていきますと、気温が低くなって空気が乾燥してきますから、ドライフラワーもそのまま飾っておいても劣化しにくくなって、花によりましては4~5ヶ月は楽しめます。
さて、今度は花屋さんでどの花を一輪えらびましょうかね。
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