ノースポールの半立体ドライフラワー作り | アメージング ドライフラワー & レジンフラワー

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ノースポールやビオラが園芸店の店頭に並びはじめますと、「あぁ、もう冬が来るんだなぁ」と感じますね。

はやいものです。

 

 

さて、今日は「半立体ドライフラワー」についてちょっとお話しします。

 

半立体ドライフラワーというのは、ドライフラワーのように元の花のままで乾燥させるのではなく、かといって押し花のようにペッタンコでもない、その中間の厚みにプレスした状態で乾燥させた花のことです。

 

 

半立体ドライフラワー

 

 

時々、このドライフラワーの制作キットをお求めいただいた方から、「半立体ドライフラワーは、どんな使い方をするための製法なんですか?」とご質問をいただくことがあります。

 

 

私はレジンの中に花を閉じ込めるために、このドライフラワーの作り方を考案しましたから、当然ですがレジンに入れられるかどうかが一番重要になってきます。

 

レジンは一度にたくさんの量を固めようとしますと、化学反応が急激に亢進して発熱し、場合によりましては焦げてしまうことがあります。

レジンに入れる花があまりに立体的ですと、使うレジンの量も多くなりますから、レジンフラワーにすることが難しくなるのですね。

 

でも押し花のように平坦なデザインの作品は私のイメージの中にはありませんから、少し立体感を残して、花を薄くすることでレジンに入れられるようにしたらどうだろう?

そう思って考えたのがこの半立体ドライフラワーの作り方なんですよ。

 

もちろんフレームタイプの密閉容器にアレンジしてもかわいいと思いますよ。

 

 

 

乾燥剤を入れた上から埋設材を入れて

その上に花を載せます。

 

 

 

埋設の仕方はお見せすることができませんが

埋設材で花を埋めます。

 

 

 

乾燥剤を洗濯用のネットに入れて

埋設材の上に載せて減圧します。

 

 

 

これで1週間ほどでドライになると思います。

乾燥しましたら、レジンに入れてみますね。

 

 

 

新しいドライフラワー製法を考案したわけ

 

製法特許出願と講座講師就任

 

講座運営会社との決別(この製法がだれでも自由に使えるわけ)