水分神社(北葛城郡) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

今日も桂春若さんのネタからスタートします。

女手ひとつで三人の男の子を育てたお母さんがいました。

三人の男の子は、成人して三人とも事業に成功して大会社の社長になりました。

お母さんの誕生日にそれぞれがプレゼントと送りました。

長男の一郎さんは、10LDKの大豪邸をプレゼントしました。

次男の二郎さんは、高級外車を運転手付きでプレゼントしました。

三男の三郎さんは、オウムをプレゼントしました。
このオウムは、六法全書なんかも暗記していて、人と会話もできるというすごいオウムで、豪邸や高級外車よりも高価なものでした。

しばらくて、お母さんからお礼の手紙が届きました。

『一郎、大豪邸をありかとう。でも一人暮らしのお母さんには広すぎます。そして掃除も大変です。』

『二郎、高級外車をありがとう。でもお母さんは健康のために歩くようにしています。それにあの運転手とは話が合いません。』

『三郎、あなたが一番お母さんのことをわかっていますね。

あの鳥、本当に美味しかった。』

人によって物事の見方とか価値観って違うよねって話で、今日の記事は廣瀬大社の境外摂社の水分神社です。

廣瀬神社の御祭神の女子として、水分神を祀っています。

本社同様に水神として崇められてきたと思われます。

水神って水の恵みとかいいほうばかりのイメージが先行してしまってることもありますが、本来は水害をもたらす荒ぶる神であったか、それを封じる神であったと思われます。

現にこのあたりは水害がひどい地域のようで、現代でも『大雨時の冠水に注意』という看板がありました。

廣瀬大社から近いので、すぐに到着です。

鳥居

水分神社

こんま犬

横から。