廣瀬大社・二十二社(北葛城郡) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

あるところに宝くじを当てたい男がいまして、神社にお願いに行きました。


『神様お願いです。宝くじの1等を当てさせてください。』


そんなことで当たるわけなく、後日また神社にやってきました。


『神様お願いです。宝くじの1等を当てさせてください。』


それでも当たりません。


懲りずにまた神社に来まして、


『神様お願いです。今度こそ宝くじの1等を当てさせてください。』


三度目ともなりますと、本殿の扉が少し開きまして中から神様の声がしました。


『お願いです。宝くじを買ってください。』


これね、落語家の桂春若師匠の枕のジョークなんですけど、春若師匠の枕面白いんですよ。

実際に喋ってはるのをすべて覚えてませんので、思い出しながら書いてますけど、こんな感じでも二アンス的には伝わると思います。

僕はこれまでの人生で、宝くじを一度だけ買ったことがあります。

20年以上前になりますけど、某六占星術の有名な人のメルマガに登録してまして、メルマガの時間指定ができたもので読んでもないのに目覚ましアラームの予備として残してたんですよ。

出張があった日に朝早い飛行機で行かねばならなかったので、空港でモーニング食べてたら、そのメルマガが届いたので暇つぶしに読んでみたら、『旅先で宝くじ売り場があったら買ってみるといいかも』みたいなことが書いてあったんです。

ふと店の外を見ると、宝くじ売り場がありましたので、話のネタにと10枚買ってみたんですよ。

人生初の宝くじです。

結果は、1等の組違いと下一桁の当選で100300円の当選でしたので、97300円の儲けです。

それっきり宝くじも買ってないので
現時点ではプラスのままとなってます。

宝くじ当たったらなぁって漠然とは思いますけど、買わないと当たらないので、現時点では宝くじが当たることは無いわけです。


冒頭の話から関係するのは神社だけなんですけど、本編いきますね。

全国一宮だけでなく、二十二社巡りも御朱印のためにやり直してますので、この日は廣瀬大社に行くことにしました。

廣瀬大社に車以外で行こうとすると、法隆寺駅からレンタイクルか徒歩というのがセオリーのように思われてますし、僕も以前はそうでした。

でもね、探せばあるんですよ。

コミュニティーバスです。

駅も法隆寺駅ではなく、佐味田川駅です。

すな丸号というマイクロバスが運行してます。

東ルートが廣瀬大社へ行くバスです。
バスの時刻まで30分以上ありましたので、ここから徒歩25分ほどの廣瀬大社まで歩くかバスを待つかで迷いました。

廣瀬大社のあとは法隆寺駅方面に行きくため歩き確定でしたので、行きはバスを使いたいってことで、待つことにしました。

時刻通りにハスが来ましたので乗り込みます。

乗客は僕一人で、料金は無料です。

町民も観光客も関係なく無料なんだそうです。

やるな河合町!
 
これはふるさと納税しないとなと思いました。

無口な運転手さんでしたが、僕が一方的にしゃべって快適に広瀬大社に到着です。
ほんとに真ん前に着きます。
 
御由緒

参道

横に川が流れています。
水の湿った匂いと木々と土の匂いが混ざって、気持ちがいいです。

参道中間点
この左に神橋あるのですが、法隆寺駅からレンタサイクルだとそちらからのほうが近いです。

古い方の御由緒

日の丸大明神

神額

覆屋と本殿

お酒のラベルのような神額

稲荷社

向かいのこちらも行ってみます。

参拝を拒むのように斜めに木が。

日吉社
御祭神を見る限りは滋賀の日吉大社からの分霊だとは思いますが、神狐がおるんよね。

参道の両側から狛犬に睨まれながら進みます。

ヒゲかと思ったらマイマイでした。

これらは鳥居のあった跡ですね。

さらに進みます。

こちらの神明鳥居は

祖霊社でした。

祓戸社

砲台と砲弾
日露戦争での戦利品であるロシア製の砲台だそうです。

手水舎

さらに鳥居をくぐります。

そんなに天気良くなかったんですけど、晴れてきた。

神馬舎

血管浮き出て、目がやばい。

拝殿

本殿
御祭神は若宇加能売命、相殿に櫛玉命と穂雷命を祀ります。 
 
主神の若宇加能売命は、大忌神とも呼ばれています。

二十二社(中七社)の御朱印

だいぶ前にいただいた時は『廣瀬神社』でしたが、いつの間にか『廣瀬大社』と書かれるようになってます。

境外末社が三つあるようですが、この後一社だけ寄っていくことにしました。