岩屋神社(京都市山科区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

全国に『岩屋』と呼ばれるものが多くありますが、そもそも『岩屋』とは何なのかと言うお話から。

『岩屋』を調べますと、崖に空いた横穴や手を加えて住居とした横穴というのが出てきます。

僕は、古墳文化以前の神上がりするための場所だと考えています。

もちろん天の岩戸も岩屋ですから、同様です。

しかし、亡くなった人を埋葬するためのものではなく、生きている人が入るためのものだと僕は考えています。

天の岩戸は天照大神が自ら入るわけですよ。

死を迎えるために入るわけです。

即身仏とまでは言いませんが、死期を覚った人が入ったものなのでしょう。

もちろん天照大神以外の岩戸も多くあるはずですから、全国に天の岩戸が存在してしまうというわけです。

先日紹介しました岩屋寺もそんな岩屋に由来するかと思うのですが、山科区にはもうひとつ岩屋の名がつく神社がありますのので、そちらに向かいます。

岩屋神社は山科一之宮です。

途中のこれ御田みたいなんですが、田んぼというか畑でもなく、草伸び放題の状態でした。

もうお米作らないのかな。

一の鳥居
 
ここからまだだいぶあります。

階段上がったり。

まだ先か。
こちらに来るのは二度目ですが、前より遠く感じるのは、折上稲荷神社から歩いて来たからだろうな。

やっと着きました。
まだ桜の時期でした。

楼門でいい?

舞殿でいい?
以前は躍起になって調べてましたけど、最近なんか呼び名なんてさほど重要でない気がしてきたのでいい加減モードで。

手水舎

拝殿

境内社回ります。

こっちから本殿見えました。

大神宮
お伊勢さんね。

本殿横を奥に行くのはいつもの行動。

地味にキリシタン燈籠。

蛭子宮

反対側からもっと本殿よく見えました。

稲荷宮

八幡宮

左が住吉さん、真ん中が山王さん、右が天神さん。

神社はこの程度にしまして、メインはこの後ですので、次回に続きます。

おまけ

天照大神の岩戸だと推測している恵利原の水穴について過去記事リンクしておきます。