岩屋神社奥之院の陰陽岩(京都市山科区) | 神社ぢからと寺ごころ

神社ぢからと寺ごころ

寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

岩屋神社といえば陰陽石ですよね。

こちらは二度目なのですが、前回は磐座こそ興味ありましが、陰陽石にまで興味を持つ前でしたので、今とは見方が違うかったんですよ。

その再確認のため来ましたよ。

なんせ、陰陽石を『おんみょうせき』なんて読んでましたからね。

陰陽五行とか関係ありませんから、正しくは『いんようせき』です。

岩屋神社の背後の山に向かいます。
途中、岩屋不動もありますけど、歩き疲れてきたので、そちらは寄りません。

こちらから境内出ていきます。

まずは舗装された道を上がっていきます。

山道に入ります。

まだまだ緩やかです。

頻繁に道しるべがあるので迷うことは無さそうです。
岩屋神社の奥の院という扱いです。

ちょっと急になってきました。
コロナ禍でほとんど歩いてなかったので、体力も気力も落ちてますわ。

気持ちを奮い立たせて進みます。

見えてきました。

陰岩です。
陰石じゃなくて陰岩なんやね。

岩と石の違いって何だと思います?

定義は曖昧なのですが、大きく2つの分類があるみたいです。

①人が動かせるものが石、動かせないものが岩

これは大きさによる分け方になります。

広辞苑によると、石は、砂より大きく岩より小さいものという、これまた曖昧なものです。
 
②地面と独立しているか、していないか。

極端に言いますと、これは一部分でも埋まっていたら岩、乗ってるだけなら石という分類です。

なんにせよ、確固たる分類分けは無いようです。

池と沼みたいなもんですわ。

前に社あります。
今回の目的として、陰岩の陰岩たる理由を探すってのがありました。

前から見ただけでは、それっぽい箇所が見当たらなかったので、陰岩の横から登ってみます。

破れ目ありましたけど、これじゃ根拠として弱いです。

ぐるりと回ってみましたが、目ぼしい箇所は見つからず。

お次は陽岩行ってみます。

さほど離れていませんが、少しだけ登ります。

陽岩

こちらも社をありました。

横から見ると陽岩らしさが良くわかります。

こちらは背後に回ることは出来ませんでした。

陽岩から下りてきながら、ふと陰岩を見ましたら、見事に女陰でしたわ。
なるほどね。

納得できたので、気持ちよく帰ります。

途中、御旅所ありました。
京都市山科区の寺社巡りはこれにて終了です。

次からは奈良の寺社巡りに移ります。