折上稲荷神社(京都市山科区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

コンプレックス系の折り紙ってご存知でしょうか。

かなりリアルなものを作るため、かなり折り込まなくてはいけないので、制作時間が何時間もかかる折り紙のジャンルなんです。

僕、折り紙得意だったので挑戦したんですけど、途中で挫折しましたよ。

はっきりいって無理ですわ。

あきらかに難しそうなもの以外にも、見た目は折れそうなのに実際やってみると途中で握りつぶしてしまったものも数知れず。

折り込み回数が多いので、普通の折り紙の紙だと山折り部分が裂けてしまうんですよ。

そんな折紙の狐を授与品として出しているのが折上稲荷神社です。

写真見て、途中までは折れそうだったのですが、いつものごとくあきらめましたよ。

鳥居


結構参道長いのよ。 
 
え?正面ちゃうの?
 
手前は地蔵で、奥のは社。

白辨財尊天・札辻大明神と神額にありした。

弁財天とお稲荷さんかなと思いながら中見ますと。

中央に蛇石ありましたよ。 
いや、完全に加工されてるのめ、これ蛇石って言っていいのかな。

蛇の石としておきましょう。

三九郎稲荷大明神

神額の文字がかっこいい。
3匹の狐が苦労してたどりついたとかなんとかで、苦労と九郎をかけてるようです。
 
お塚もあります。
 
名前の紹介は省略しますので、興味ある方は拡大してくださいね。

開運腰掛け石とな。

宮中女官の長橋御局が腰掛けた石だそうです。
腰掛けただけの石なので、本来はこのように普通の石で当然なのかも知れない。

それにあやかろうとモルガンお雪も腰掛けたとか。

時代が近いので本当に腰掛けたものなのでしょう。

稲荷塚への入口がありましたが、まずは周りを歩いてみます。
 
これ神籬っぽいね。
 
裏参りしたら、一生お金に困らないんですってよ。

災害盾の石
ちっこい石でしたよ。

いろいろありましたけど、なんか写真うまく撮れてなくて、これくらい。

出てきてしまいましたが、まだ本殿には行きませんよ。 

寶大神
 
博打の神様みたい。
 
手水舎

あっちが正面の鳥居のようですわ。 

それでは稲荷塚に突入します。
 
ご利益めぐりとなってます。
6世紀の稲荷塚ってことは、稲荷山の稲荷大神降臨よりも古いですね。
 
やはり、ここ花山地区のほうが古いんよ。
 
稲荷大神降臨前は、田の神のお塚だったようです。
 
もしかしたら、稲荷山のお塚群も、元々は稲荷信仰とは全く関係なかったのかも知れません。
 
田の神、すなわち五穀豊穣と結びついて稲荷信仰が生まれたということでしょう。
 
現存する信仰の上書きと考えてます。

軒先貸して母屋取られた感じ。

案内図

五社稲荷大神
 
その神額。

ひょうたん大神
 
御由緒
 
ひょうたん

玉垣型のこれもお塚って呼んでいいのかな。
 
これ一番奥のだったかな?
あれ?隣の社も撮ったはずだったんやけどなぁ。
 
案内図には○○大神とかって書かれてましたけど、どれがどれだったかわかりません。

これは読めます。兵吉大神。
 
男根やと思いましたけど違いましたわ。
 
稲荷様の授け脳だそうです。
知能指数は1300って言いながら撫でておきました。
 
これわかるかなぁ。

拝殿
 
何種類かありましたけど、スタンダードの御朱印にしました。
授与所に折り紙の狐ありましたけど、写真撮りにくくてやめました。

御朱印に折り紙ハンコありますが、そんな感じのやつです。

さて、いよいよ山科区の寺社巡りの最終目的地に向かいます。