桃厳寺その②拝観編(名古屋市千種区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

そうそう、桃厳寺がどういうお寺なのか紹介しておきますね。

織田信長の父である織田信秀の菩提を弔うために三男の信行が創建したそうです。

が、そういった部分で客寄せしてないところが、戦国マニアよりもB級スポットマニアを呼び寄せるのでしょうかね。

それはそれとして、ここから真骨頂です。
本堂に再度上がり、拝観料1000円を支払い、パンフレットとお守りを受け取ります。

観光寺院並みの拝観料でですが、お守りだけでも僕にしてはそれぐらいの価値ありましたし、拝観区間の内容も3000円でも僕は入ってたと思います。

てことで、そのジャンルに価値を見いだせる人からしたら、1000円って激安です。

パンフレットもきれいな冊子でしたよ。

いよいよ拝観区間の紹介です。

先に言っておきますが、このお寺の信仰を紹介してるのであって、猥褻な写真を公開しているわけではありませんからね。

今更何を弱気になってるんやって思うかも知れませんが、今回のこの寺からスタートした寺社巡りは、すべてそういうとこなので、そういう記事が連続するため、楽しみにされる方と嫌悪感覚える方とに分かれてしまうんちゃうかなって思えますのでね。

念のため。


引き戸をスライドし、有料コーナーに突入します。

拝観は、ねむり辨天尊像の有料拝観として案内されてるんですが、有料コーナー入ってすぐにその辨財天があるんですよ。

ねむり辨天尊像
撮影禁止なのでパンフレットの写真を撮りました。

僕のダメダメスマホでもこれくらいちゃんと撮れるほど、パンフレットの写真はきれいなんです。

先に進みます。
この先もっとパラダイスです。

辨才殿の中。
こちらは撮影禁止とか書かれてなかったので撮ります。

金の狛犬の後ろは中国獅子でした。

やはりね。真言こそ唱えますが、柏手打ちますね。
この神仏習合の感じが真言宗っぽいなって思うわけですよ。

向かって左のコーナー
なんかエロい空間ですよね。

尻餅石ってのがあったのですが。

尻じゃないよね。前のほうや。

君たち女の子
ゴーゴー

僕たち男の子
ゴーゴー

べんべんべ〜ん

べんべんべ〜ん

裸で琵琶弾こう

魅惑の世界へ 浸かってみよう

前面に紗幕がかかってますが、なんとか撮っていきますね。
かなりの枚数撮ったのですが、わかりやすいものだけ掲載していきます。

これ御本尊の八臂弁才天です。
竹生島からの勧請のようです。

御本尊なので、正面からの撮影は遠慮したのですが、頭にパイルダーオンされた宇賀神ドアップで撮れるチャンスでしたわ。

失敗した。

こういうのはしっかり撮るんですけどね。
後で知りましたが、こちらも弁財天の眷属の十六童子のひとつ、愛敬童子でした。

確認できたの、外のお堂の印輪童子とこれだけでしたが、もしかして十六本全部あったのかな?

近所やったら、すぐまた確認に来てるんですけどね。

御本尊向かって右側にもあります。

蛇巻き付いてるね。

金財童子!3本目確認できました!
これはいよいよ十六本あったなって思えてきます。

エノキダケ
白いもんはワザとかな?

脇尊っぽいやつ。

さて、ここですごいもん見つけましたわ。

絶対秘仏といえば歓喜天ですよね。

秘仏なってないやん。
しかも御本尊的な扱いじゃなく、卑猥な物体の中に埋もれてましたよ。

しかも横にまた童子と刻まれた男根ありましたね。

やっぱり全部揃ってそうだな。

歓喜天だけでもすごいのに、このコーナーの一番上にもメインっぽい歓喜天があったんですよ。

人型の歓喜天!初めて見たわ!
その横には押し車のさらにアクロバティックなやつ。

ほんと来てよかった! 

そういえば、外からお参りしてる若いカップルがいましたが、中にこんなものが祀られてるとは知らずに手を合わせてるんやろうな。

まだ終わりませんので、明日に続きます。