桃巌寺その①境内編(名古屋市千種区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

ブログを休むことを覚えてから、記事に追われることもなく、強引に寺社に行くこともなくなり、眠かったら記事更新せずに寝るようになりました。

そのため、いただいたコメントの返信も遅めになってて申し訳ないのですが、尼津彦のんびりやっとんなぁって思ってゆるしてくださいね。

記事のストックかせぐ使命感もやわらぎましたので、行きたいとこへ行くという当たり前のことが楽しくて仕方ありません。

てことで、ずっと焦がれていた名古屋方面に日帰りで行ってきました。

これまでだと、せっかく行くのならたくさん回りたいって気持ちがありましたが、移動時間と滞在時間を考えて本当に行きたいとこを厳選して4箇所だけにしました。

尼津彦渾身のセレクトですので、お楽しみください。

新大阪名古屋間の新幹線移動で一番安いのは、ふらっとこだまですが、本数が限られてるため、変更がききにくいこともあり、のぞみの自由席にしました。

これが正解でしたわ。

気持ちがはやるので、家を出る時間も予定より早くもなり、予定より40分ぐらい早い新幹線に乗れました。

自由席だと駆け込みで来てる新幹線に乗ろうと思いますからね。

名古屋駅で右往左往してましたので、このお寺に着いた時点では30分ぐらいの巻きでしたが、これは気持ちの余裕としてはかなりのアドバンテージでした。

地下鉄の本山駅から徒歩5分ぐらいで到着。
桃巌寺という曹洞宗の寺院です。

僕の感覚では曹洞宗らしくなく、真言宗っぽい感じでしたわ。

理由は後でわかると思います。

計画段階では、このお寺は入ってなくて、時間余ったら寄ってみよかなって思ってましたが、調べたところかなりのパラダイスでしたので、拝観時間の関係もあり、トップバッターに指名することにしました。

あまりに写真が多かったので、何回かに分けて紹介していきます。

山門?くぐります。

石仏コーナー
これまた後でわかると思いますが、このお寺はかなりの尼津彦好みだったので、こういったものにはアンテナ立てまくりになるわけです。

でもこのコーナーは普通でしたので、先に進みます。

不老門
竜宮門とも呼ばれるそうです。

狛犬

まずは名古屋大佛から行きましょうね。
一服してからね。

この桃厳寺は珍スポットとして紹介されることが多いみたいですが、そのメインが名古屋大佛なんですよ。

名古屋大佛だけなら時間の厳しい行程では、わざわざ来ないです。

名古屋大佛なんかよりも、すごいメインが見つかったので来たのですよ。

こちら下りて行きます。

狛犬じゃなく、犬ですよ。
ペットの供養とかかな?

調べないからね。

ネタが無ければ調べて記事のカサ増ししますけど、興味ないことはこの日に限ってはいらんかなって。

この建物なんやろね?

納骨堂みたい。
ペットの納骨なんかな。

一応確認して、名古屋大佛に向かいますが、すぐありました。

緑!
僕の美的センスではありえませんが、ネットに出回っているような盛った鮮やかなものに比べたら、まだ実物のほうがマシに思えました。

とはいえ、ここほ日本なのか?と思える色彩です。
そんなわけで、事前情報でこういう大佛だってことは知ってて、下品やなって思ってたわけですが、実際に見ると、インドとか台湾とかに普通にありそうな気もしてきました。

目と唇は金箔で、白毫は純金だそうです。

野外なので盗難とか心配ですが、こんな大佛の白毫盗むのってルパン三世とかしかやりませんよね。

これほど目立つ大佛ですから、お寺の外からみえてると思ってたんですが、近くに行くまで全くわからなかったんです。

さきほどのペット供養のとこの手前から見えてたはずなんですが、全くわからなかったんです。

そのあたりの写真がこれ。
樹木の緑に紛れてわからんわ!

でっかい寺

原寸サイズだそうですが、手付きがエロいよね。

大佛が女性だったら、もっと意味ありげな角度にしましたけど、普通に手乗り大佛にしときます。

戻ります。

宝幢っていうものみたいです。

由来読んでなかったのですが、改めて読んでみると、すげえ願いが叶いそうなこと書いてありました。

慕情観音
きれいな観音像です。

織田信秀公廟所があったみたいですが、スルーしたかな?

ま、ええんです。

求めるものが違いますから。

とはいえ、守護石ってのがあったらしいのですが、見忘れてましてけど。

本堂

おじゃまします。
御本尊は聖観世音菩薩です。

でっかい木魚
写真ではわかりにくいですが、直径約1メートルあります。

片手を触れるだけでも過去の悪行が消滅するらしいです。

僕は触れてませんので、過去の悪行は消えてません。

今の色の大佛になる前の目とか唇のパーツ。
絵天井だったみたいですが、この日の目線は低いので気づきませんでした。

辯才殿
ちょっと待った!

リンガ&ヨニがありました。

この部分がリンガね。
男女の性交を子宮内から見たものだと言われています。

生命之根源とありましたので、そういうことです。
僕が何を目当てにして来たかだんだんわかってきたでしょ?

辯才殿前の香炉

象といえば歓喜天を連想しますし、これ和合を意味してるように思えませんか?

天井画は視界に入りませんでしたが、目線が低いのでこれは見つけましたよ。

屈んて写真撮りましたよ。

でっかいねー

でろ〜んと垂れてるねー

辯才殿の中を覗いてみます。
拝観料払ったら中入れましたので、詳しくは次回にね。

地蔵堂かなと思いながらもチェックしにいきます。
格子から覗いてみます。

お!ラッキー!
印輪童子だそうです。

弁財天の眷属である十六童子のひとつだそうです。

その下のほうも頑張って撮りました。
これだけでも来た甲斐ありましたけど、こんなん序の口でしたよ。

石仏

左右からニョッキリ出てました。

さて、いよいよ拝観しましょうね。

寺務所なのか庫裏なのかわかりませんが、この鐘を2回打って合図します。

ちなみに御朱印は受け付けてません。

続く。