出世地蔵大菩薩(大阪市西成区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

飛田新地エリアに突入です。
 
先に見えるのが、鯛よし百番。

 
そちらに背を向けてこの通りを進みます。
 
店が見えてきましたので、このあたりからは写真撮るのが難しくなります。
目的のお地蔵さんは店の前にあるんですよ。
 
なんとか撮ります。
 
出世地蔵大菩薩とあります。
 
その横のこれが目当てです。
 
陽石とかあってもおかしくない場所柄なので期待して来ましたよ。
お地蔵さんではないよね?
 
前掛けめくってみますが、確固たる痕跡は無し。
でも、陽石として信仰されてたと思いたい。
 
こちらは石仏です。
遊郭では、店内に金勢様とか祀ってるのが普通だったようですが、明治政府が排除します。
 
『従来遊女屋其外、客宿等に祭りある金勢儀、風俗に害あるを以て、自今早く取棄て、踏み廃すべし。』
 

金勢さんは風俗に害があるから排除せよって、遊郭に何の害よ?

 

あいかわらず明治政府の理由付けはアホですわ。

 

飛田新地の店の中が現在どのようになっているかは知りませんが、冒頭でも出ました、鯛よし百番なら以前入って確かめましたよ。

 

大正時代の遊郭を料亭として(ここは本当の料亭ね)営業していいます。

 

その時の記事↓

 

お次は飛田新地のど真ん中の龍神を見に行きます。